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灰の水曜日とは

今日は灰の金曜日(Ash Wednesday)。可愛い兎たちのチョコレートや水栓の鉢植えで店が溢れる早春、復活祭(Easter)の前日土曜日から数えて40日前が、四旬節(Lent)の始まりとされ、灰の金曜日と言われています。

日本ではあまり馴染みのないものだが、四旬節の前日・火曜日にニューオリンズで行われる謝肉祭(=キリスト文化圏に見られるカーニバル)のマーディグラ(Mardi Gras)は、皆さんに馴染みのあるイベントであるかと思われます。

キリスト教文化圏では、日本の季節に合わせた旧暦のように、キリストを中心とした教会暦の典礼季節があります。

キリストの誕生前日クリスマス・イブの待降節(Advent)、キリストの誕生日クリスマスとその後数週間の降臨節(Nativity)、キリストの死まで苦難を四旬節(Lent)、キリストの復活を祝う復活節(Easter)の4つ分けた暦があります。それが、二十四節気に便乗した日本の雑節(=お彼岸や土用の日など)のように、通俗的なものに結びついたのが、元フランス領でカトリック信者が多いニューオリンズのカーニバル・マーディグラなどで、キリストの受難の時期Lentシーズンが始まる前に、パーティーして美味しいもの食べましょう、とお祭り・カーニバルになりました。

私たち家族が通っている教会も、礼拝堂に入れないほどいっぱい人が来ます。『クリスマス(Christmas)とイースター(Easter)にしか礼拝へ来ない協会信者』という俗語で、英語で「クリースター」(Chreaster)と冗談っぽく言われています。米国ハリウッド俳優で有名だったカップル、ブランジェリーナ(Brangelina= Brad Pitt + Angelina Jolie)の造語と同じメカニズムですね。

いつものミサに加えて、神父さんから額に灰(Ash)で十字架を描いてもらいます。この灰はあるものを燃やして作られた意味のある灰です。さて答えは何でしょう。答えは復活祭(Easter)が終わった後にわかります。

私もしっかり十字架の印をいただきました。四旬節(Lent)つまりキリストが死を迎えるまでの苦難期に何ができるか、シングルマザーとしての信仰を色々と考えています。



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