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手帳のススメ

これまで40年弱の人生で、幾度となく日記をつけたくて日記帳を買ったりとか、雑誌で見かけた丁寧な字で記された手帳術の紹介ページに憧れて丁寧な暮らしっぽいことがしたくて可愛いノートを購入したり、当然ながら何回も何回もある。

その度に、3日坊主になり、数日間分の記憶を思い出しなが一気にまとめて書くようになり、そして、何も記されない真っ白なページが増え、思い出したかのように時々日記を書いてみてはこんな余白まみれの日記帳に果たして意味があるのか?と自問自答し、日記をつけなくなる。そして、、新年を迎える少し前に、来年こそは心機一転!と意気込んで新しい日記帳を買ってみるものの、結局長続きしない。・・・・・という我ながら馬鹿げた一人茶番をずっと繰り返している。

日記も続かない、家計簿も続かない、読書録も続かない。

まぁ、子供のころから「お前は性根がない」とよく言われていたのだから、大人になったからと言ってできるわけがないんだよなぁ。と遅ればせながら理解できてきた。

決めたことを続けられる人は、子供のころから割とそういう性分なんじゃないかと思う。
私のようなタイプの人間は、そういうすばらしい性分を持ち合わせている人の真似をしてもきっと続かない。

ズボラにはズボラなりのズボラな方法をする。
そうしたらわたしは日常の記録することがわりと板についてきたようにある。

ズボラ手帳として使っているのは私はトラベラーズノートというのを使用している。これはなかなかよくて、専用のノートを挟み込んで使うのだけど、一生使える手帳だと思う。
購入した当初は、カレンダタイプのノートも挟んでたけど、結局私はそれは続かなかった。
続いているのは、白紙の自由にかけるタイプのノートだけ。

何を書いているかというと、本当に何でも書いている。

・日記
・気になった店
・読んだ本の感想
・心に残った文章の抜き取り
・次に読んでみたい本
・今年の目標
・週末の計画
・給料やボーナスの額面
・美味しかったものに貼ってあったシールを貼る
・持ってる服の一覧
・子供に1ページ使ってメッセージを書いてもらう
・作って美味しかったメニューのレシピ
・本に載ってたレシピ
・会議の議事録
・交通料金のメモ
・家のいろんな部分の寸法
・愚痴(笑    などなど。

ジャンルを分けて書いたり丁寧に書いたりするのは私にはあってなかった。
とにかく乱筆。聞いた情報を書くときなんかは手元は見ずに殴り書きすることも多々ある。だけど、人に見せるわけでもないし自分だけがわかればいいのだから、そんなもんでいいと思ってる。

ただ、最近、日にちは書くようにした。そうすると見返した時に、探しやすいし振り返りやすい。あーこんなことあったなとか、こんな事でこの時期は悩んでたんだ。とか。

その時々の自分が記しておきたいと思った心に響いたことを書いたりしているから、何回か読むと、それが自分の力になるような気がする。

常に手帳を持ち歩くと書きたいことも次々と思いつくし、話の小ネタになりそうなメモも増えてくるし、一度書いておくと、不思議と脳が出来事を忘れにくくなっているというのはかなり体感する。

読書をしたり、こうやってアウトプットすることは自分の成長につながると信じているのでこれからも続けていきたい。

20代の自分の物申すことができるなら、「手帳をつけておきな」とこれは言いたい。


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