感謝の言葉は言葉にして伝える
3 月は区切りの季節だ。
学年が変わる学期末でもあり、旅立ちの季節でもある。
ずっと心掛けていることがある。
感謝の気持ちを言葉にして伝える、ということだ。
言葉にして伝えないと伝わらない思いがある
人は助け合って生きるものだけど、誰かに何かをやってもらえるのは当たり前ではない。
費やされたリソースや時間がある。
そしてそのことに感謝するのはもちろんのことだけど、きちんと言語にして、相手に伝える、というステップが非常に大事だ。
オンラインのコミュニケーションだと特に、少し過剰かと思えるくらい丁寧に説明するくらいでちょうどいい。
お世話になった人の退職を知り、「そうなんだ。かつてはお世話になったな。残念だな」と思うだけでなく、実際にそれを伝える。
細かなことでも御礼や感謝を言語化して伝える。
そうすると、不思議と相手からも言葉を引き出せて、ポジティブな連鎖になる。
人との出会いは一期一会
テキストだけでなく、直接感謝を伝えたく、壮行会の場に参加させていただいた。
そこで出会えた、その方を中心とした人間関係の輪。
普段業務だけをしてたら出会うことのない人と繋がることもできた。
スマートにショートメッセージで関係を終え、自分の居心地の良いクローズドな世界に没頭するのもいいけれど、
たまには泥臭く対面の場に飛び込み、想定外の出会いやコミュニケーションに身を任せる。
ただでさえ、そういう場が少なくなっているのだから、意識して飛び込む。
そのことで、自分の視野も視座も変わるし、リモートワークで繋がる関係性が狭まっていたところ、
自分のコミュニケーションスイッチがまた1つ刺激されたような感覚がある。
今日も1つ、著名人の訃報に触れた。
人との別れはいつでも突然だ。
三月の雪が降り、桜の開花を二週間後に控える出会いと別れの季節、大切な人に感謝の言葉をちゃんと伝えよう、と今改めて感じている。
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