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保護者会の参加目的は連絡事項のキャッチアップにあらず

就学すると、保護者会は平日の日中に行われるようになる。保育園時代と異なり、参加率はそこまで高くない。

フルタイム勤務の身ではあるが、私はよっぽどのことがない限り、保護者会には参加するようにしている。
必須か?と言われると、そうではない。欠席者のために、必要な情報はプリントに記載されている。欠席しても、さほど不都合なことにはならない。

ではなぜ参加するのか。(n=1 の私の場合)

連絡事項以外の情報に価値を見出しているからだ。

例えば机の中。
奥にアコーディオン状に折り畳まれたプリントを救出する。連絡帳や日記ノートを「また忘れてるやんけ!」と持ち帰る。
机の中の整理整頓具合をチェックする。

そして席配置。周りを見渡して、あぁこの子とこの距離だから最近仲良さそうによく名前が登場するんだなと理解する。(小学校で保護者同士の交流ができる場は多くない。幸運にも仲良い子の親御さんが来ていたらご挨拶し、家が離れててなかなか遊ぶ予定を立てられない息子のために一肌脱ぐチャンスを伺う)

掲示板で子がなんの係を誰と一緒にしているかを知る。

そして担任の先生。
自分のフィルターを通して先生の人となりを知る。

先生によっては普段の様子をビデオに撮って流してくれたり、クラスで最近こんなことがあったというのを教えてくれたりする。

そんなちょっとした全ての情報が貴重だから、私は仕事を休みをとったり中抜けしたりして保護者会を優先するのだ。

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親にいろんなタイプがいるように、子にもそれぞれ感受性やタイプが異なる。
ある子は、毎年のクラス替えで、担任の先生やクラスメイトのことをよくお家で話すらしい。(どうだったとか。つまりはその子にとっての評価)
そして、親も「今年の先生は〇〇」と話す人もいる。
我が家は、子供も特にネガティブな感想を持たないし(なんでかはわからない。保育園などで多様な環境慣れしてるから?)、私も特段担任の先生に不満を持つことはない。もちろんよっぽど…というのがあったら別かもしれないが、過剰な期待はしてないからこそ、プラスαがあるとありがたいしかないし、多様な先生やクラスメイトと相対してこそ社会性が身につくのではと思う。
そのため、我が家では学校の話はあんまり出ないので(習い事などでも忙しいからかも)、学校の様子が少しでもわかる機会は優先度高でスケジュールに入れている。

ちなみに、必要な相手とは話すが、必要がなければ誰とも話さずサクッと帰ってくる。
その割り切りもまた、歳と経験を重ねて身に付いてきたスキルだ。

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