見出し画像

小1の長男にイライラする自分にイライラする壁

長男にイライラします。
ここ最近。すごく。
さらに、イライラしてしまう自分にもイライラして本当に辛い。

なぜイライラしてしまうかと考えてみれば、その一つに挙げられるのが、会話ができないことです。

まだ小学一年生なんだから会話なんか無理じゃね?!って思うのだけど、ああ言えばこう言う系の長男で、しかもその指摘が的確で、大人っぽい言い方もする。
そうなると、私の脳みそは幼稚なので、大人の会話ができる奴という認識をしてしまい、会話を期待してしまう。

しかし、当然、相手は小学一年生。
口答えする瞬発力と、口答え程度の語彙力は持っているが、会話をするほどの言語能力は到底ないわけです。

そうなると、何が起きるか。

私の一言に対して、長男が生意気な一言を返す。それに対して私が言い返す。

続いて長男のターン!

▶︎長男iPad見て私の言うこと無視する
これにより、私には、
逃げんな!自分の気持ちを言語化しろ!自分の考えを言語化しろ!というか思考しろ!iPad中毒か!引きこもりの始まりだ!
という気持ちが沸き起こり、余計イライラが募る。

▶︎長男ふてくされる、キレる。
これにより、私は
そんなんで問題は解決しないぞ!会話にこそ解決の糸口あり!いつもiPadばかり見て言語化するトレーニングをしないから感情の出し方が幼稚なんだよ!!
という気持ちが沸き起こり、余計イライラが募る。

▶︎長男悲しそうにする
これにより、私は
そうやって自分の気持ちを表に出さないでしまい込むことの怖さを知ってるぞ私は!そんなんじゃダメだ!
という気持ちが沸き起こり、余計イライラが募る。

と、余計にイライラした私が一方的に言葉を投げかけてしまい、最終的には、

▶︎長男泣く
これにより、私は
言いすぎた。相手はまだ小学一年生。まだまだ言語化ができない時期。それを手助けするのが親の務めなのに。
と、自分にイライラしてしまい死にたくなる。

ということが起きます。
大型連休で、旦那は仕事だけど私は休みのため息子と過ごさなければいけない時間がたくさんあるので余計に辛い。

小1の壁という言葉がありますね。
プリントが多いとか、学校の指示がわかりにくいとか、給食がない日が続くとか、そんなのはどうでも良いほどに、私にとっての壁。それは、毎日長男にイライラしてしまうこと。

小学校は保育所と違って毎日の連絡帳や先生からの直の報告がありません。
なので、今日学校で何をしたのかは長男からの情報が頼り。(毎日何かしらのプリントが来て学校行事やクラスの様子の報告はありますが、それは息子に関しての報告ではないのでノーカウント)
学校でどんなことをしたのかを聞くため毎日話しかけるのですが、全然会話にならず…

期待するからイライラするので、期待をしたくないのですが、私は自分にも周りにも期待をしてここまで成長してきたという実績があるので、今更それを捨てるのは難しい。
特に長男は私に似ているなあと思う部分があるので自分のように期待してしまうのですね。

先日読んだ「普通がいいという病」という本で、ぐさっと来た一文を書いて終わります。

“「良い子育てのポイントは何ですか?」と質問されることがあります。(中略)
「マリア様がイエスを育てたようなつもりで育てること」と答えます。聖母マリアは、イエスを神の授かりものとして身ごもり、育てたのであって、決して自分の子供とは思わなかったろうと想像するからです。
子育てにおいて、このようにわが子を他者として認識することは、何よりも大切な基本です。これが分かっていれば、「子供に良かれと思って」という一方的な押し付けは行わないでしょう(以下略)”

分かるとできるは違うんだよねえ。

https://www.amazon.co.jp/dp/4061498622/ref=cm_sw_r_cp_awdb_c_jltYCbEJK3NS9

#小1の壁 #普通がいいという病 #イライラ #日常

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?