花屋の店先には並ばない、きれいな草花たちの知恵
私が勤めている工場は、山を開拓した工業団地の中にあります。
なので工場の周りは自然に溢れています。
工場敷地内には、アスファルトで舗装されていない、元々山の一部だったであろう土が剥き出しになっている箇所もちらほら見受けられます。
ときどき野生のたぬきや、猫、うさぎも見かけます。
そんな場所だからこそ、春になると剥き出しの土にはたくさんの草花たちが生えてきます。
写真だけではお伝えできませんが、草花たちが上段、中断、下段それぞれ違う植物が群小しています。
上段のタンポポしか名前がわかりませんが、きれいに上、中、下と分かれていて、その風景が とても美しく見ごたえがあります。
単体だと、花屋に売っているようなきれいな花にはかなわないような、雑草に分類される草花たちです。
しかし、複数で群れたり、種類ごとに分かれて互いを引き立てあうことで、自分たちの魅力を十分に引き出しています。
植物たちの生存のための知恵なのでしょうか?
この時期はとくに、この自然の花壇の草花たちは勢いよく成長します。
私は毎日、食堂からの帰り道この場所を通るのですが、日にひに変化する風景を見て楽しんでいます。またリフレッシュもできています。
普段は忌み嫌われる名前すら覚えてもらえない雑草たちですが、一度気にして見てみると面白いかもしれませんよ。
ちなみに、1人でいるときよりも、複数の人々がグループとして一緒にいるとき、個々が実際より魅力的に見えることを、チアリーダー効果というらしいです…
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