IoTと損害保険
IoT あらゆる物がインターネットと繋がる世界。
損害保険でIoTと言えば、大手損害保険会社が力を入れている自動車保険のドライブレコーダー特約です。
ドライブレコーダーに通信機能がついており、事故発生時には、瞬時に事故受付をして、警察や消防を代わりに呼んでくれる画期的なサービスです。
また、従来、過失割合では証拠がなかったため示談に時間がかかっていましたが、ドライブレコーダーの動画がある為、事故解決がスピーディーにできるのも特徴です。(平均2週間短縮)
また、平時には運転中に加速度センサーが働き、急ブレーキや急加速を感知して、安全運転を促し、安全運転による保険料の割引を導入している保険会社もあります。
インターネットに繋がることの便利さの典型がドライブレコーダー特約と言えます。
IoTを活用した保険としては、IoTを活用した盗難防止装置と盗難保険の組合せが考えられます。例えばGPSデバイスとスマートフォンを連携させた盗難防止装置を開発して、その装置が付いている自動車については、割安の盗難保険を提供する。盗難防止装置と盗難保険は自動車だけでなく自転車・オートバイ・水上バイク等にも応用できそうです。
また、IoTを促進する損害保険はデバイスのアクシデント補償や延長保証・IoTサービスの性能保証・インターネットに繋がることによるサイバーリスクに対する補償等が考えられます。
私はLPWAのSigFoxの電波事業を展開している京セラコミュニケーションシステムのインテグレーションパートナー企業の顧問をしております。
IoTによる新規事業を考えている・IoTを活用した損害保険の構築・IoTを推進する為の損害保険を探している等の事業者様は、IoTの可能性について一緒に考察したいと思います。
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