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【お金】学校では教えてくれない、お金にまつわる必須知識「72の法則」

 今回は資産形成・資産防衛において、役に立つ知識の共有です。老後2,000万円不足、”貯蓄から投資へ”、低金利時代などと言われる時代を我々は生きています。学校では教えてくれない(ぜひ教えてほしい)、お金にまつわる必須知識「72の法則」について共有します。

 趣味と実益を兼ねて投資をしていますが、この発信を通して少しでも他の方に良い影響を与えられればうれしいです。

 詐欺への防御力を高めたり、資産形成上有利だったりと、知っているのと知らないのでは、人生で大きな差になります。金利(複利、単利)がそもそもわからない!という方は、下記を参照することをおすすめします。


◆72の法則とは

 資産運用において元本が2倍になるような年利と年数とが簡易に求められる法則である。(Wikipedia)

  式:  年利(%) × 年数(年) = 72

 知っている人にとっては当たり前かもしれませんが、知らない人にとってはこれだけだと何のことかよくわからないと思います。具体的に数字を入れてみます。

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◆具体例1(定期預金の場合)

 例えば、よくある定期預金金利で運用した場合、何年で2倍になるのでしょうか。2020年10月17日現在のメガバンクの定期預金金利(0.002%)をもとに計算してみます。

  年利(%) × 年数(年) = 72
  0.002 × 年数 = 72
  年数 = 72 / 0.002
  年数 = 36000年

 36000年…定期預金では生きている間に資産を2倍にすることはできないことがよくわかりました。

◆具体例2(10年で目指す場合)

 自分の資産を10年で2倍にしたい!と考えたとします。そうすると次のような式になります。

  年利(%) × 年数(年) = 72
  年利 × 10 = 72
  年利 = 72 / 10
  年利 = 7.2(%)

 10年で資産を2倍にしたい場合は、年利7.2%で資産運用をする必要があるということです。けっこうリスクを取らないと難しいと思います。ではどれくらいの年利が普通なのか見てみましょう。

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◆通常の運用利回りはどれくらいか

・1989年から2019年までの東証一部の経常利益成長率は、年率で約4%
・東証一部の平均配当利回りは約2%
現実的な株式運用による目標利回りは4~5%
・世界最高の投資家であるウォーレン・バフェットでも年率20%の運用利回り
(YAHOO!ニュース 幻冬舎GOLD ONLINEより抜粋)

 ウォーレン・バフェットは単純計算で3.6年で資産が2倍になる計算です(資産は805億ドルと言われており、元手になる金額も途方もないのですが、利回りも半端じゃないですね)。逆に言えば、現実的な目標利回り等の水準(4~5%程度)から大きく外れる利回りをうたっている投資等は、詐欺だとすぐわかることにもつながります。


◆詐欺事例(テキシアジャパンHD)

 詳細についてはググっていただければと思いますが、テキシアジャパンHDの投資詐欺事例では、

 ・毎月3%以上の高配当
 ・元本保証

 がうたわれていました。知識のある方であればすぐに怪しさは感じ取れますね。しかし、そういう知識のない人、弱みのある人につけこむのがうまい人たちがいます。気をつけましょう。おかしい点については以下の通り。

 投資である程度リスクがあるのに元本保証、という点は明らかにおかしいと気づいてほしいのですが、「毎月3%」という方にもカラクリがあります。3%となれば、数字だけ見るとよくある数字に見えます。しかし、毎月という方がおかしいのです。月 → 年に直すと、年利約42%になります。(複利計算なので、1.03 × 1.03 × 1.03・・・で12ヶ月分掛け算すると1.4257…)

 世界最高の投資家ウォーレン・バフェットでも年利約20%です。年利42%も稼げるんだったらとっくに世界で名を轟かせているでしょうし、周りに出資を募らずとも自分で稼ぐことができるのではないでしょうか。

 このように数字で規模感を把握するだけでも詐欺だとすぐ気がつけるはずです。お金は汚いもの、投資は良くないものだと誤解して、学ぼうとしない人が多いです。正しい知識は身を守ることにもつながります。

 少しでも変な話にひっかからないように、そして、資産形成・資産防衛を通じて豊かな人生にしていけるよう、一緒にがんばっていきましょう。

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