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恋の終わり

前回の記事がこちら。

恋が終わった。
元彼との復縁を目指してたけど、告白してくれた年下の彼を好きになって、
それでも価値観の違いで付き合えないことは分かってたし、元彼の方が好きだしって元彼へのアプローチは続けてた。
元彼から連絡や誘いもあって、いい流れも来てたと思う。でも元彼と食事に行った時、何の脈絡も無くマッチングアプリを始めたって言われて、その辺から本格的に気持ちが冷めていった。
その前に食事の後スマホをいじり続ける姿を見て冷めてしまった時もあって。
年下の彼はわたしといて不必要にスマホ見たりしないのにな、って比べてしまった。

冷めてしまったものをわたし一人で熱し続けることは難しくて、
好きだよって伝えた言葉も白々しく聞こえたし、誘いたいが誘わなきゃになってることに気付いたし、わたしがしてほしい愛し方を元彼には望めないと気付いてしまった。
年下の彼はわたしってこういう風に思われたかったんだって言うのを沢山思い出させてくれた。
どうせ望んでも叶わないからと何年もずっと諦めて忘れてたのを。

そしたらもう止まらなかった。
年下の彼とは価値観が違って付き合えない。
それでも元彼には向かっていけないと思った。
もう好きって原動力が自分の中には無い。
かなしくて泣いた。あんなに好きだったのに、まだ一緒にいたかったのに。
もっと好きでいたかったは、まだわたしの中にある。

これから来る夏は年下の彼といれたら嬉しい。
付き合えなくても、別れが辛くてもお互いにお互いを刻みたい。
そう思ってピアスの穴を開け合って、時間も忘れて抱き合って、沢山好きを伝え合っている。
いつかこの気持ちもきっと無くなるからその時までは。
全力で向かっていくと決めた。

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