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ひと粒の砂

いつの間にか
好きな想いが重くなって
足取りが覚束ない

あっちへふらふら
こっちへふらふら

気も漫ろ

いっそ色つきハートに
リボン巻き贈ろうか

どんなに頑張っても
広大な砂地の砂のひと粒で
言葉交わすこともないのに

心は愚かで純粋で
その手に掬われた砂の中の
ひと粒でありたいと願ってしまう

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