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「ギリギリで生きていたい」山内美咲に芽生えた睡眠への興味

本番までの準備が、パフォーマンスに大きな影響を及ぼすことは言うまでもありません。

本特集企画「準備が8割。勝利のためのルーティーン」では、トレーニング・食事・睡眠・休養など様々な角度からアスリートのルーティーンを見ていきます。

第13回のゲストは、バレーボールチーム NECレッドロケッツ(V.LEAGUE DIVISION1 WOMEN)に所属する山内美咲(やまうち・みさき)選手。昨シーズンまで3期連続でキャプテンを務め、チームを明るく、力強くまとめてきました。

「限界に挑戦したい」と意気込む山内選手の体育館での過ごし方や、食事や睡眠について伺いました。

(インタビュー・文:高島麻利央)

<「準備が8割。勝利のためのルーティーン」過去の特集記事はこちら>


自分と向き合うためのアップとダウン

6月からの新シーズンでは、ウォーミングアップの方法を一部変更しました。これまではトレーナーが考えたものを一律で行なっていましたが、各自で実施するようになったんです。チームとして、「よりプロ意識を高く持ち、自分の身体に向き合っていこう」と。それぞれで考えて、全体練習の開始までにダッシュできる状態に持っていかなければなりません。

練習前にやることとして、まず物理療法(治療器を使って関節を温める)、ストレッチと可動域のチェック、腹筋100回を行ないます。その後20分間のジョグと基本動作の確認をして、全体練習に入ります。

練習後は「フラッシュ」と呼ばれる、短時間で身体を流すリカバリーを3人1組で行なっています。昨シーズンはコロナの影響でセルフケアが中心でした。でもやはり一人だと限界があるので、今は感染対策をしながらチームで取り組んでいます。


体育館にいるときは“やる”とき

体育館に入った瞬間からが、“やる”ときなんです。分刻みでスケジュールを詰めて過ごしたいタイプなので、メリハリをつけて行動しています。

流れを習慣化したほうが、メニュー間の動作スピードが早くなります。余裕が生まれて、プラスアルファのウォームアップを試すこともできるんです。


また、今は「限界に挑戦する」というモットーのもと取り組んでいます。常に以前の自分を越えたいなと。

例えば、ランニングトレーニングはメンタルとの戦いだと思うんです。あと一歩を出せるか出せないかは自分次第。手を抜いてしまったら、自分がいちばん後悔します。

終わった時に「やりきった」と思えていなければ嫌なので、自分を奮い立たせています。かなりキツいですけどね……そこを楽しみたいと思うようになりました。


リカバリーのために料理もレベルアップ!?

日々身体を酷使しながら練習をしているので、食事はリカバリーを意識しています。胃に負担の少ない食材を選んだり、生理の時は鉄分を多めに摂取したり。最近では、寝る前にビタミンと鉄のサプリメントを飲むようになりました。健康診断では、去年よりもいい数値が出ています。

また、チームの栄養講習を受けたり、Instagramで「アスリート飯」や「疲労回復」などのハッシュタグを検索したりと、勉強しながら自炊しています。完成した料理がレシピと全く別物になっていることもありますが……(笑)。


チームメイトの中には、たくさん作っておすそ分けしてくれる選手もいます。わたしもそうしたいのですが、不思議と1人分しか作れなくて。

得意料理は、豚の生姜焼きと親子丼です。分量を調べなくても簡単に作れるので、週に2回のペースで食卓に並ぶこともあります。チームメイトが遊びに来たら、オムライスを作ってあげることが多いですね。

最近思うのは、「食事は誰かと食べるから楽しい」ということ。オフ期間中は帰省して家族と一緒に食べていたので、一人暮らしに戻るとどこか味気ないなと。人と食べたほうが、お腹も心もいっぱいになると実感しましたね。


マットレスとの出会いが睡眠への興味に

基本的にはどこでもぐっすり眠れますが、宿泊先の枕の高さやマットレスの固さは気になりますね。ベッドが合わなかった日の翌朝は、トレーナーさんと相談し、念入りにケアしてもらっています。めったにないですが、どうしても眠れない時は睡眠改善薬を飲むことも。

練習がある日は就寝2時間前に入浴を済ませ、自分のプレー動画を見て過ごします。お風呂で上がった深部体温を下げてから寝るようにしているんです。自分のプレーを見るのが嫌な時もありますが、ルーティーンになっているおかげでサボらずにやれています。

最近気づいたのは、身体が熱すぎると眠れないことです。「少し肌寒いかも…布団被りたいな」と思うくらいの温度がちょうどいいと感じています。部屋の温度も調整するようになりました。


自宅ではライズTOKYOさんのマットレスで寝ています。以前使用していたものと比べて、寝つきが良くなりました。ベッドに入ったら、考えごとをすることもないくらいスッと眠ることができています。

今も十分いい睡眠環境ですが、「マットレスをもっと活かしたい」、「どうしたら睡眠の質が良くなるのだろう」と考えるようになりました。マットレスのおかげで睡眠への意識が高まりましたね。

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