遠征先でこそ、質の高い睡眠を。実りのある合宿にするために
スポーツチームの遠征や合宿はつきものです。
普段と異なる環境で、練習に集中するどころか疲労が蓄積してしまう...そういった経験を持ったアスリートや指導者も多いと思います。
普段とは異なる環境で疲労を最低限に抑え、パフォーマンスを発揮するにはどうすればよいのでしょうか。
疲労回復の専門家・福田英宏さんに、遠征先での睡眠環境についてお聞きしました。
Q 遠征先で質の高い睡眠をとる方法を教えてください。
前提として、休養環境が整えられているかを確認するため、遠征先の周辺環境や施設設備の事前リサーチが重要になってきます。
具体的に確認しておくべきなのは、寝具は高反発か低反発か、お風呂は大浴場か、水風呂はあるのか、近くに幹線道路や駅など騒音はどのくらいか、部屋へ差し込む光の量はどれほどか、など。どうしても寝具が整わないなら、持ち運び可能な寝具グッズの活用も手です。
例えば【スリープオアシス コンディショニングパッド】は就寝用としてベッドに重ねることで、身体の沈み込みを軽減し睡眠の質を高めます。三つ折りにして専用ケースに入れれば、持ち運びも楽々です。
最も大事なことは、指導者がパフォーマンス向上における休養の重要性を理解すること。そもそも、「遠く慣れない場所にまで行って練習する意味はあるのか」と。ここから考え直す必要があるかもしれません。普段から使っていて慣れている環境で練習する方が良いですよね。
私自身もスポーツをしていた頃や地元のサッカークラブに関わっている今も、常々感じています。強化したいから合宿に行くのに、環境が整っていなければ本末転倒です。練習そのものだけでなく、パフォーマンス向上に繋がる環境も忘れずに大切にしていただきたいですね。
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