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うかない朝

昨日、アマプラでなんとなく「おすすめ」で現れた「アウトブレイクー感染拡大ー」というアメリカドラマを一気見した。
最近、海外ドラマにはまることがなかったので『1話みてつまらなかったらやめよ』という軽い持ちだった。

今、第3波なんてプチブレイクしている新型コロナの影響が僕の仕事にも少し影響していて、都心部では発症者が出るのが当たり前になりつつあるが、田舎だとそうはいかず先週立て続けに感染者が2名出てしまった。
広報は「シトラスリボン運動を心がけて、感染者の追及、誹謗中傷はやめましょう」と定期的に訴え続けている。
一気に緊張が走ったのは、小学校で感染の疑いがあり一部の学年が休校になったことから始まった。
それまでは、近くで感染者が出てもどこかテレビの向こう側な感覚があったのだが、今回は本当に目も前に来ている空気感があった。
小学校の結果次第では、会社を止めなければいけないという現実が目の前に迫っているからだと思う。

そんな中で「おすすめ」にこのドラマが出てきたのは、Amazonはどこまで心をリサーチしてくるのだろう?と怖くなったりもする。
どうしてもネットで調べたり閲覧する回数が増えているので、その情報が統計として出ているのはわかるが…怖過ぎだよ。

そして、それにまんまと乗ってしまう僕。

結局、見始めてから衝撃を受けることになる。

このドラマ、あまりにも今の状況に酷似していて、何か予測や啓示でもあるんじゃないか?って思わす話の展開。
感染発覚から、誤報・デマ・差別・誹謗中傷・マスクビジネス…
ちょうど春頃の世界を見ているかのような状況がドラマの中で繰り広げられていた。
1話みてなんて思っていたのが、結局、夜中までぶっ続けでみてしまった。
このドラマを世界中で見ていたら、初期のくだらない情報戦争のようなデマの応酬もなかったんじゃないかって思う。

このドラマを見ていて、そういえば感染拡大当初、日本の中でもこのドラマの中で出てくる根拠のないデマや偶然の結果がもたらした行動が実しやかに広まっていたなぁと思い出して、もしかしたら一部のこのドラマを見た人たちが広めていたのではないか?って思ったぐらいだ。

そんな中、朝を迎えた。
あんまり眠れなかったけど、眠くないってことはきっと神経が張り詰めているのだろう。
小学校の一部生徒と先生のPCR検査の結果は今日の夕方までにわかることになっている。
その報告を待ってから、会社の当面の方向性を決めなければいけない。

落ち着かないが、家にも居たくないというか居られないので、なんとなく出勤をして結果を待つのだが、そんなに根を詰めてやることもないので、今日は先延ばしにしていた仕事部屋のDIYでのやろうかなと思っている。

今以上に感染が拡大していないことを祈りながら。

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