気遣いの達人

“気をつかう”
って、いろんなパターンがあると思う。

例えば

1)相手に嫌な思いをさせないための気遣い

2)相手に良い思いをしてもらおうとする気遣い

3)相手に嫌われないための気遣い


この3パターンだと、1と3が同じようだけど
対象が1は「相手」3は「自分」になるので全然違う。

1と2も、対象は「相手」だけれど
1は相手のマイナスを避けるため、2は相手のプラスになるため。
似ているようで目指すところの本質が全然違う。


わたしは、2の「相手のプラスになるための気遣い」を
常々心がけている。

もちろん、その中には「相手に嫌な思いをさせない」
という気持ちも含まれているけれど、それは大前提であって結果ではない。

わたしと関わることで、相手にとって少しでもプラスになる
“何か”を提供したい。
プラスを生み出せる自分でいたい。

“気遣いの達人”になりたい。

それは“誰に対しても”ではない。

わたしはそんな聖母様みたいな器は持ち合わせていないし、
偽善者にもなりたくない。

何より自分が疲れたくない!

誰彼構わず愛想振りまいていたら、絶対疲れちゃう。
疲れたら休むけど。
自分がマイナスにならないためにも、休む。
思考停止させてリセットして、笑顔でいられるように。

マイナスな自分からプラスが生み出せるはずなんてないから。


独りよがりにならないように。

押し付けの気遣いにならないように。

「してあげた」ではなくて、することが当たり前。

見返りなんて何も求めていない。


だから、「ありがとう」とふいに言われると、
思わぬ贈り物のようで、とても嬉しくなる。
幸せな気持ちになる。

「ありがとう」って魔法の言葉。
ほっこり幸せな気持ちにさせてくれる。
わたしも、些細なことでも伝えるようにしている。

お客様や職場の人、友だちや家族からの「ありがとう」
そして大好きな彼からの「ありがとう」。

もらえたら、棚からぼたもち!

なのに、彼は毎日「りさ、ありがとう」と言ってくれる。

毎日ぼたもち!
毎日しあわせ!

本当に、わたしは周りの人たちに恵まれている。
みんなのことが大好きだから、自然と“気遣いたい”と思える。


ありがとう。




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