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扉を開く

壁をぶち壊せ、そして前へ進め!
壁にぶち当たった私は進みたくても進めないもどかしさでくじけそうになっていた。

来る日もくる日も雪が降り、深々と積もっていく雪
雪を漕いで足元もたついて、それでも懸命に前に進もうとしている。

健気に頑張っていた。
頑張り屋だから知らないうちにいつもこうなる。

なぜだろう、子供の頃からいい子にしていなきゃと真面目がはたらく。
だけど今思えばそれって子供らしくなくて可愛くないのだ。
しっかりしすぎていた子供時代、
1人でなんでもできたしなんでもやらされてた。
小学校低学年の時から1人で電車に乗ってここから30分離れた耳鼻科に通ったり、
小6の時、保育園の幼い弟と妹を連れて特急に乗ってずっと遠くの親戚のおばちゃんの家を訪ねて行ったり、妹弟の面倒をよくみたし、携帯電話が欲しくて新聞配達して自分で稼いで手に入れてとなんだかとても自立していた。
だから他の兄弟と明らか違うこと甘え下手、4人姉弟の一番上だからお姉ちゃんらしくしなきゃとちっちゃいお母さんのように弟が熱出したら介抱したり、なんかそういうことが当たり前だったしそういうことが得意だし好きなことでもあった。

実際兄弟たちはうざがっていたかもしれない。
親も私にそこまでは求めてなかったかもしれない。
だけどその癖が今になっても抜けなくて、ついついやりすぎてしまうし、頑張りすぎてしまう。

人それぞれのステージがあるから人それぞれの個性があるから人それぞれの課題があるから
もうそんなこと沢山沢山聞いてきた。

そう、私にも私の課題があるから、もうゆっくりしよう。
私はよく頑張った。自分を抱きしめて大いに労ってあげよう。
それならそれは壁じゃないらしい、神様からのギフト、扉になるらしい。
扉ならそこを開けて前に進もう。
次の章が始まる。
さぁ次のステージへフェーズが移動する。

少しずつ景色が変わる、行動したからわかったこと。
私は丁寧に扉を開き優しく明るい光の方へ。

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