見出し画像

武器を装備して生きていく

『恋愛とお金』、学校では教えてくれない2大巨頭だと思っています。私も、どちらも苦手科目でした。

『恋愛とお金』、女性の人生にとってこの2つは関連しているとも思うんです。
お給料がそれほど上っていかない時代に、夫婦で働いて世帯年収を上げていく時代であると言われています。その為、手に職を付けて、将来困らないようにと、親御さんの希望で歯科衛生士養成校に入学する学生も多いように感じます。

そして奨学金について、本人の学力や家庭での収入の基準がゆるく設定された利息付きの第2種奨学金を借りて進学する学生も多いのが現状です。
大学生の2.7人に1人が奨学金を借りている時代です。教育はとても価値があると思っていますので、お金を理由に学ぶ事を諦めなくてもいい、学ぶ価値をサポートしてくれる、いい制度であるとは思います。

しかしながら、奨学金は借金です。
高等教育を卒業し、社会に出た途端に背中にのしかかる奨学金返済に苦しむという話も話題にはなっていますよね。

昔から人生に於いて、お金を貯めやすい期間『貯め期』は3回あると言われているそうです。
1回目は、結婚直後から子供が出来るまで。2回目は、子どもが小学校に入学する前までに。最近では、3歳以降の幼児教育無償化の恩恵は大きいですね。3回目は、子どもが学校を卒業して独立してから、定年を迎えるまでの間。

この多様化してきた社会に於いて、令和の時代にも適応するのでしょうか?
結婚後、夫婦二人とも奨学金が残っていたら。私のように子供をつくるために仕事を退職したら。待機児童問題により、思うように復職できなかったら。また晩婚化により、そもそも3回目の貯め期が来なかったら。
そして、独身でいること、様々な選択肢がある時代だからこそ。


貯金、保険、税金、投資など社会のシステムを知っていく事は人生を戦う武器になります。
国に教育費無償化や、奨学金返済不要を訴えても、自らが基本的な社会のシステムを学び続けていかなければ、また違う壁にぶつかるだけでしょう。

お金が全てではありませんが、お金がないと困るのが人生です。本来は親が子供に教えていくものなのかな、とも思いますが、時代は変わります。昔のままの考え方ではなくアップデートしていく事が必要ですね。そして保護者にマネーリテラシーがないと、そのまま子の世代までお金で苦労するようになってしまいます。
その負の連鎖を断ち切るには、学ぶ事以外にはない。知らないままでいる事は、大きなリスクだと私は考えています。

私は自分自身ももっと勉強して、マネーリテラシーに関しても若い歯科衛生士さんに伝えていきたいです。安定した生活の元で、思うように人生を歩んでいってほしいのです。


今回も最後までお読みいただき、有難うございました。
良ければスキお願いします。励みになります!

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?