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【#2 好かれる人より、少し緊張させる人を目指す。】



“自分のことは話すな”

このタイトルを見たとき、頭が痛い思いがして、1度スルー。(笑)しかし、また別の書店でこの本が目に入り ... 購入 してみた。📚
その中で心に残るtopicを、3つ取り上げる。


『好かれる人』より『少し緊張させる人を目指す』



緊張させる=あなたが相手にとって絶対的に必要だと思わせるほどの人、のこと。

緊張=刺激。

『少し緊張させる人』

と聞いて、私が思いつくのは、
フィギュアスケート男子シングル、『羽生結弦選手』。

Disneyのプーさんが好きで、王子様のような見た目で愛らしい、ファンに大人気の選手。しかし、これでは、ただの好かれる人。( 選手 )
彼の魅力は、誰とも群れることなく、自分の立てた目標に向かって、怖いくらいに忠実に邁進すること。
どんなトラブルにも動じないこと( 直前の6分間練習での選手同士の衝突 )。
普段愛らしい( 私にとっては、王子様 笑 )、とびっきりのスマイルを振りまいているし、
彼自身は、フレンドリーな性格だが、
どこか近寄りがたい、王者のオーラを放っている。
男子シングル、オリンピック2大会連続金メダルという偉業を成し遂げても、なお、さらなる高みを目指して、カナダで練習に励んでいる彼は、

少し緊張させる人

が指す、格好のモデルであると言える。



職場の上下関係でも、ありがちだけど、
馴れ合いの関係から、好かれる人に転じてしまう。
( わたしもそのひとり。)

春から、転職をして、新しい環境に、身を起くのを機に、今後は、『少し緊張させる人』を目指したいものである。。

もっと店員を喜ばせよう!


昨日出会った人の中の、ひとりでも、言葉で喜ばせることができたか?

相手を喜ばせる経験を増やす=自分自身の表現に自身がつく!

今日、めちゃくちゃ美味しい佐野ラーメンを、食べに行った。私は、レジに行き、お金を払おうとして、この言葉を思い出した。この言葉を思い出したんです。思い出したんですが ...


結果的に言うと、
『とても美味しかったです。また食べに来ます。』と、


言えなかった。


なんで!?!?!?
なんで言えなかった自分!?!?

店員さんのお子さんが、店内にいらっしゃって、
その子をお母さん( 店員さん )があやしていて、今話しかけたら、失礼かな ...などと考えていたら ... ( いやいや、今思えば、一言いえなかったことが、もう、失礼 ... )



ちゃんと、本の言葉を記憶していて、実践する場まで揃っていたのに。アクションできなかった自分にがっかり。。。次からは、1日1回は誰かを喜ばせることを念頭に。必ず行動に移すと、誓うのであった。。

私は大のおしゃべり好き。

友達にも家族にも、患者さんにも、『私は!』で話してしまう。
周りも、うんうん、と、上手に聞いてくれるから、
余計に話したくなる。

でも、

『ニコニコしている人ほどあなたへの評価は厳しい』

この言葉には思い当たる経験がある。
看護師3年目が終わるのを機に、転職を決意。
行きたいクリニックだったので、
面接対策も、それなりに力を入れていった。

面接当日。

少しつまずいてしまった諮問もあったけど、
概ね、順調に終わった。気がしていた
面接官もニコニコしていたし、
行ける!
と思った。

3日後、届いた知らせは、

不採用

ショックよりも何よりも、
あのときの面接官の、ニコニコした顔は何だったのか
あの笑顔の裏で、何を考えていたのか
しばらく人間不信になった。(笑)

あれから半年経って、この本を読んで、
あのときの面接官の笑顔の意味がわかった気がする。

相手のにこにこに甘んじて
自論を展開しすぎてはいけないのだ。
にこにこしてる相手の方が
大変な問題を抱えていることも多い。


『私は』

を、封印して、相手の話に耳を傾ける。
よく聞くことで、今まで見えなかったものに
気付けるかもしれない。


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