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多すぎても少なすぎてもダメ、会話のバランスの話。

今回は、会話のバランスの話。

バランスが大事、バランスが大事って色んな場面で言われるけど、
これは会話にだって当てはまるよね、と思う。

30年間、会話が苦手と感じてた

私は、コミュニケーションというか、
会話がすごく苦手だったんだよね。

会話の影響で人嫌いになるレベルで、苦手だった。

正確に言うと、仕事の会話は出来るんだけど、
プライベートの会話がからっきしだった。

雑談とか、したくないわけじゃなかったわけじゃなく、
むしろしたかったほうだった。

ところが、全然自分が話せなかったんだ。

毎回、話すタイミングをうかがってるんだけど、
結局自分の話す時間が来ないで時間が終わってしまうの。

人の話は最後まで聞きなさいと親に言われ続けたし、
本にもよく書いてあるからさ、
だから私は頑張ってそれでも人の話を聞き続けたんだよね。

そうやって話を聞いていれば、
次は自分の話を、私が話しきるまで聞いてもらえると信じて。

・・・まぁ、そんな日はこないんだけどね。

多すぎても少なすぎてもうまくいかない

会話って、
「6:4とか7:3ぐらいの割合で相手にしゃべらせるといいよ」
ってよく言われるんだよね。

これって、ずっと、
こっちの話多すぎるのはダメだから、ともかく相手に話を譲ろう、
ってことだとずっと思ってたんだけど、違うんだよね。

正しくは「多すぎても少なすぎてもうまくいかない」なんだ。

私はずーーーっと、
人の話が終わるまで聞かなきゃいけないと思ってて、
9:1ぐらいの割合で、相手がしゃべるままに聞いてしまってた。

9割自分がしゃべってる人は、
私のことについてこれっぽっちも興味ないから、
離れるべき関係なんだって、今ならわかるんだけどね。

だけど、なんと約30年近くそれがわからず、
コミュニケーションが延々9:1の状況を繰り返してしまった。

結果当然毎日が苦しいわけだし、
あまりに仕事も、誰かと会うのも苦しいから、
ある日全部辞めたこともあった。

要するに、仕事はいきなり辞表を出し、友達もブロック。
それも突然。

この判断自体は、私は間違ってなかったと思う。
だって、そのままだったら体も心も壊してた可能性高いし。

だけどね、そもそも最初から我慢しなければ、
いきなり全てを捨てるなんてことは無かっただろうし。

総合的に見て、やっぱりもったいない行為だよね。

どっちかによるから、反対のことも積極的に

だからこそ、バランスが大事なんだけど・・・

バランスよく最初から出来る人は少ないよね。

だいたいが、やりすぎかやらなさすぎか、どっちかによってしまう。

だからこそ、いつも人に合わせがちな人は、
普段から自分を優先することを常に心がけたらいいし。

いつも一人で突っ走って、周りを振り回してしまう人は、
一度周りの人の話を聞く時間を作ったらいいと思う。

そしてどっちにしても
「自分はどういう状況になったら幸せといえるのか」
つまり、ゴールみたいなのを考えておくことが大事。

そうやって、自分も周りも尊重出来る人が増えていくといいな。

その世界は誰にとっても生きやすいはずだから。

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