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【服装心理lab.#002】「おしゃれ自分史」原宿系ファッションからの脱皮

このところ、私のファッションカウンセリングで立て続けに、

若い頃ハマっていたファッションジャンルから卒業して以来、「これが私!」と胸を張れるファッションに出会えずに、迷走している

というご相談を頂きました。

何歳であろうと、どんな服を着るのも自由。

とはいえ、「今いる環境や今後なりたい理想像を考えると、もうこれまでのファッションジャンルからは卒業したほうがよいだろう」と自分自身で決断し、卒業するケースは多くあるものです。

しかし、長年一つのファッションジャンルを追求してきた人が、次に自分らしいファッションを見つけるのはなかなか難しいのが現実。何を着てもしっくり来ずに、自分がなくなってしまったような感覚に陥ってしまう人も多くいます。

そんな人にとっては大きなヒントになりそうなのが、今回ご紹介する「おしゃれ自分史」の実例です。

「おしゃれ自分史」については、先日UPした以下の記事で詳しく解説しました。

今回は、この服装心理lab.を運営してくれているスタイリストmegumuさんの「おしゃれ自分史」を、事例としてご紹介していきます。

megumuさんは大学時代、原宿系ファッションにどっぷりハマったという過去があります。
しかし大手キャリア系ブランドの販売員として就職したことから、原宿系ファッションからの卒業を迫られることに。

仕事でお客様にコーデ提案するのはとても楽しいのに、自分のファッションには苦痛を感じる日々。モノトーン中心のワードローブを見つめながら、自分がなくなってしまったような戸惑いを覚えるようになっていきます。

しかし、年齢を重ねるほど、仕事はどうあれ、やはり原宿系ファッションには戻れないことを感じ、「今」の自分らしさを模索していくことに……。

今でこそmegumuさんらしく、そして大人の女性としても素敵なファッションを楽しんでいる彼女ですが、決してすんなりとそこにたどり着いたわけではなく、大いに迷って悩んで、今のファッションを自分でつかみ取っていったことが、megumuさん自信が作った「おしゃれ自分史」からは見えてきます。

スタイリストmegumuさんの「おしゃれ自分史」

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