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生んでくれてありがとう


『自分にとって本当に大切なことって

なんだろう。

自分にとって本当に大切な人って

誰だろう。

このふたつを本気で思ってるだけで

いい人生が送れる気がする。』





今回は家族の話をしていきます。

小さい頃から、本当に大切に大切に

育ててもらいました。

門限や教育も厳しかった気がします。

学生の頃はお泊りも禁止、

遠出もあまりしたことありません。

習い事も幼稚園からピアノ、英会話

私立の学校だった為、茶道、日本舞踊、和太鼓等

小さい頃からたくさんの経験をさせてもらいました。

父の仕事が呉服屋だったこともあり、

発表会にオーダーメイドの金ピカな着物を着て踊って

人より目立ってたのは今でも覚えてます(笑)


ピアノの発表会も可愛いワンピースドレスを

毎年買ってもらい、小さい頃から人前に立つのが

好きやったのかもしれません。


母が専業主婦だった為

いつも3時のおやつを用意してくれていて

よく手作りドーナッツやケーキなど

毎日学校から帰るのが楽しみでした。

よく私の家がたまり場でホームパーティーをしたり

誕生日会をしたりなど

本当に良いお母さんだったと思います。




高校になって更にお嬢化し、車で行き帰りの送り迎えを

してもらったり、私立の学校で

バイトもしてなかったのでお小遣いももらってました。

今考えたらめちゃくちゃ裕福な娘。

学校でのあだ名は「お嬢」。

きっと態度デカかったんやろな~笑

(本当のお嬢じゃないよ、ただのあだ名。)



やりたいことはやらせてくれたし、

最初反対してても最後は味方してくれる、そんな両親。






病気を告知されて、検査入院をすることになった日。

その時にかかった費用は数十万円。

美容師だった私は貯金もなかったし、限度額もあり

カードでその大金を切ることすらもできなかった。

家族は関西に住んでるため、現金が必要でした。


そんな両親は文句も言わず、

それくらいやったら口座に振り込むわって。

何も言わずぽーんって振り込んでくれたんです。

なんと入院費以外に生活費も一緒に。

親ってのはさすがで、私がなにも言わなくても

分かるんやなあって。その時思いました。

移動は基本タクシーで体に良いものを食べなさいって。




退院して仕事も退職し、実家に帰るか東京に悩んでた時

いろんな人にたっくさん相談しました。

もちろん私が憧れてる大人達に。その時に

どんな人生にしたいか、どうなりたいのか

って事をひたすら聞いてくれて

私の夢を叶える為にはまだ東京で頑張りたいって思い

東京に残ることを決意します。


両親は、働かなくていいから

実家で家事やってくれたら友達と遊ぶくらいの

お小遣いだすって言ってくれたり。

(休職してた時はこの制度活用しましたw)

今考えたら家事やって3万もらえたらよくないですか?

食費はもちろん別ですよ!



最初は反対されたけど、なんやかんや言っても

応援してくれる両親。

病気の子を一人で生活させる、

もしかしたら自分より早く死ぬかもしれない。

普通だったら怖いし心配ですよね。

そんな私を信じて東京での生活を許してくれました。







人生一辛い経験をしたからこそ深まった親子の絆。

『生んでくれてありがとう。』

と母に言った日のことは一生忘れません。


私の夢は、両親に親孝行することです。

感謝しても感謝しきれないほど、

この恩は早く返したいと思ってます。


最近まで、両親に親孝行することを目標に

生きてきたけど、ある人の言葉で自分の人生を

ちゃんと考えるようになりました。


『両親の夢はリサが幸せになることやと思うよ。

何かをして欲しいってよりも、結婚して子供を産んで

幸せになってほしいと心から願ってる。

子供の幸せが親の幸せ。』

と。

涙が止まらなかった。

いつだって両親は子供の幸せを願ってくれてる。

そんな母親に私もなりたいと思いました。







長くなりましたが、

次回は今現在の状況についてお話していきます。



RisA




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