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今年から教科化!どうかわる?【小学5・6年生英語】

移行期間を経てとうとうやってきました。教科化の年。
保護者の皆さんも、そして先生たちも不安なんじゃないかなと思います。
学校でどんなことをどう勉強するのか想像つかない!そもそも自分が英語苦手だったから子どもに聞かれてもわからない!というお話をよく耳にします。
これからもここでサポートできるような情報を出していきますよ^^

●小学校英語教育について概要

まずはどう変わるのか、わかりやすい図があったのでご紹介します。

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出典:https://www.fourskills.jp/english-teaching-background-event-3

ということで、
今まで:5,6年生で英語に慣れ親しむ
        ↓
2020年度以降:3,4年生で英語を聞いて親しむ
       5,6年生で聞く、読む、話す、書く、英語の基礎を学ぶ
となることになります。
前回も書きましたが、5・6年生でテストがあり、成績がつくようになるというのがわかりやすい変化ですね。

一般的に、小学校で600~700単語学ぶといわれています。
テストはリスニングがメインになるのかなあ?とも思っていますが、情報が入ったらまた発信したいと思います^^

そして教科書はこちら。私の住む長崎県佐世保市では、東京書籍さんのNEW HORIZON の小学生版を使います。下のリンクより詳しく見れます。

●小学5年生で学ぶこと

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出典:https://ten.tokyo-shoseki.co.jp/text/shou/eigo/introduction/page10.html

・自己紹介、誕生日
・want ~が欲しい  ←4年生でも出てきてますね。
・can ~できる
・道案内 Where ~?などや場所の単語
・レストランでの注文 What would you like?
・Welcome to Japan
・Who is your hero?
 
など。最後の2つは、ターゲット文法はなく既習事項を使って、表現したり理解したりするものです。総合力が試されますね!


●小学6年生で学ぶ内容

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出典:https://ten.tokyo-shoseki.co.jp/text/shou/eigo/introduction/page10.html

・Let's ~! おすすめの国を紹介したり~に行こうとお誘いします
・夏休みにしたことの発表
・小学校での思い出を英語で言ってみる
・将来の夢について話す

将来の夢について話すというのは外国語活動導入のときから文科省が目標の具体例として出しています。
ここで私が特筆したいのは、6年生では過去形の表現が出てくるということです。夏休みのユニットや、小学校の思い出で出てきます。規則動詞だけでなく、go→wentなどの不規則動詞も出てきます。
ここできちんと定着させてあげると中学校で過去形が出てきたときにスムーズに取り組めるでしょうね。
初めて過去形が出てくるので、私が授業をするときは、これできたら中学生レベルよ!などと言って、できたら驚いて見せたりちょっと大げさに褒めたりするようにして指導するようにしてます。


さて、これが小学校高学年での英語授業の概要でした。
単語の数が小学校の間に600~700というのは、けっこう多いなと感じる方もいらっしゃったと思います。英語は積み上げの教科なので、例えば理科などのように、ここの単元は苦手だけど、ここは得意!とはならず、つまづくとそこでどうしても止まってしまいます。
ぜひおうちでもサポートをしながら、子どもが自信をもって取り組める環境を作っていってほしいと思います。

では今回も読んでくださりありがとうございました^^
Have a great day!

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