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#35 小学校からの親友と鎌倉江ノ島に行ってきた

こないだ友達と鎌倉江ノ島に行った。
当初は栃木に行くはずだったのだが、私のお目当ての美術館が休館期間に入ってしまっていたため、断念。急遽、近くて自然が感じられる場所ということで地元神奈川県にある湘南地方に変更、という流れだ。

鎌倉江ノ島は、神奈川県内で学生時代を過ごした人なら必ず遠足で行ったことのある地域だろう。どこからでも、電車で1時間くらいあれば行くことができる。都心からのアクセスも非常に良い。

私がもし、全く違う県から来た人に、「神奈川のおすすめスポットを教えてよ!」と言われたら、迷わずにこの地域をオススメする。横浜も、箱根も、捨てがたいが、多分それでも鎌倉江ノ島と答える。

なぜ、神奈川で一番のおすすめと言えるのか、今日はそんな私の主観をひたすら整理していくnoteである。

まず第一に、私は自然が好きだ。
都会よりも断然田舎派。定期的に田舎に足を運ばなければ、本当に気持ちが荒んでいく。笑
職場は都内にあるため、週5は必ず都会の喧騒に身を投じなければならないが、土日は極力、少なくとも自分の意志では絶対に都内へは出向かない。都内に住んでいる友達と会うとなっても、何かと理由をつけてせめて横浜までは出てきてもらう。笑 それくらい、都会が苦手だ。できることなら、地方に移住したいとも思う。

言わずもがな、鎌倉江ノ島には自然が溢れている。三方を山に囲まれ、一方は海となっており、敵に攻められにくい立地になっているのは有名な話だが、まさにその通り。鶴岡八幡宮からひたすらまっすぐに伸びている若宮大路を進んでいくと、材木座海岸につき当たる。
この海岸は相模湾を一望できる癒しスポットだ。ずっと右に歩いていくと江ノ島に着く。サーファーはいるが、比較的落ち着いているため、座ってひたすらぼーっと過ごすこともできる。反対に、緑を感じたければ、鶴岡八幡宮からもっと奥に進むと、結構傾斜のきつい山がある。ただ、登山道ではなく、整備されている道路のため、車で登ることも可能だ。ひっそりと頼朝の墓があったり、ジブリの世界の小さい路地みたいなところもあったりで、こちらも喧騒からは離れてちょっとした一人旅気分に浸れる。
鎌倉から江ノ電に乗って、江ノ島に行けば、一面海!海岸沿いの道路を走っているほとんどの車の中で、サザンオールスターズが流れているのではないだろうか。ほとんどのカフェやご飯屋さんがオーシャンビューである。いつかこんなところに住んでみたいと思う。



若宮大路から一本道を入ると小町通りという有名な通りがある。ここは土日はすごい人だ。メインは食べ歩きだが、有名なお店ではなく、ちょっと奥まった店や、あまり人が入らない店が案外すごくいい。行く度に新しいお店が増えていて、「ここも食べたい、あれも食べたい」と歩くのだが、いつもお腹のキャパが限界を迎え、次の機会に持ち越される。だからなのだろうか、鎌倉は何回行っても初めてきたみたいな出会いに溢れている。そこがまた私が鎌倉が好きな理由でもある。

そして2つ目は、なんとなく懐かしい気持ちになるからだ。
これはもう完全に主観の話なので、どう伝えたら伝わるのかわからないが、笑 先ほども言ったように、鎌倉はもう何度足を運んだかわからないくらいに足を運んでいる場所である。小学校の遠足では大体選ばれるし、中学、高校になっても鎌倉江ノ島は校外学習の場所として選ばれた。比較的小さい頃から、馴染みがあるし、大学生の時に高校の友達とドライブに行ったり、初めてお付き合いした彼と初めての遠出デート?(江ノ島が遠出って可愛い時期もあったのですね笑)をしたのも江ノ島だった。仕事で頭がパンクして、嫌になって、PC一つ持って江ノ島で仕事をした日もある(もちろん上司には内緒)。鎌倉江ノ島と聞くと、あんなこともあった、こんなこともあった、誰々と行ったな、あの日は天気が悪かったな、とか普通だったらそんな出てこないだろ!っていうくらいの思い出が蘇ってくる。
これらは私がどんなに歳を取っても、蘇ってくる大切な思い出だし、そんな思い出がたくさんある鎌倉江ノ島は私にとって大切な場所だ。
自分の地元や、学校以外に、こんな場所があるって珍しいんじゃないかな。

心底、神奈川県民で良かったと思うわけです。笑
歴史も、文化も、自然も、グルメも全部揃っている。都会に行きたければ、東海道線に乗り込めば20分くらいで横浜に着く。

私は多分これからも、自分と向き合わないと、とか、なんか疲れたな、とか、上京してきた子にどこか良い場所を教えてあげたい!と思うたびに、鎌倉江ノ島に行くんだと思う。

これからもお世話になります。

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