【乳がん備忘録㉑】入院中の出逢い
前の記事でも出逢いの話をしましたが、
実はもう1人、お話しした方がいます。
夜、院内をグルグル歩いていた時、
前から来た女性に
こんばんは~と挨拶したところ、
いつ手術だったの?と聞かれ、そこから立ち話に。
彼女は、70代で右乳房全摘手術をしたという。
患者の中では、私は若い方だったので
ちょっと気になっていたそう。
私の手術までの経緯を話すと、
短い時間でよく手術を決断したね~!
えらい。早く見つかって良かった!
と、褒めてくれました。
あまりに、ふいな出逢いだったので
心の準備が間に合わず、涙が溢れてきた。
そこから、痛みの話や
病気になってからの人付き合いの話をした。
(彼女は商売をやっているらしいが
病気になったなら、もうお仕事出来ないわねと
去っていく人もいたらしい・・・)
なんで、自分が・・・って思うし
再発も怖くて不安だし、闘病しんどいよね。
でも、パラリンピックなど
世の中を見渡すと
私達よりもっともっと大変な状態でも
前を向いて頑張って、人生を楽しんでいる人が
沢山いるよね!
病気になんか負けてられないよね!
気持ち次第だよね!
って、2人でウルウルしながら
熱く・・・廊下で立ち話しました(笑)
入院中、ポジティブな方に出逢えて
私は救われました。
自分が大変な時こそ、
人との関わりは大事だと思います。
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