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【乳がん備忘録①】病院へ行ったキッカケ

2019年
ステージ0で左乳腺全摘手術
同時手術で広背筋皮弁法にて再建。
術後病理検査にて一部浸潤ありでステージ1へ。

オンコタイプDXの結果から
タモキシフェン(飲み薬)を5年続ける
ホルモン治療へ進む。

経緯、経過、個人の感想を自分の覚書きとして
素直に包み隠さず綴ります。
私自身、告知されてから
色んな方のブログやネット記事を読みあさり
とても為になったし勇気付けられたので
今度は私も誰かの役に立てたらと。

もちろん、個人差があるので
同じ病名、同じ病理診断、同じ手術でも
感じ方から病状、経過、まるで違う方もいます。

あくまでも、ひとつの例として
こんな人もいるんだなと
さらっと読んで頂けたらいいな。

健康な方も、こんな病気があるんだと
知ってもらえるキッカケになれば幸いです。


『病院へ行ったキッカケ』


30歳になってから
子宮がん検診は毎年受けていましたが
乳がん検診は受けたことがなかった私。
受けなきゃなぁーと思いつつも
市の行っている、安く受けられる健康診断だと
乳がん検診は40歳から対象。
発症するのも40歳以上が多いと見聞きするので
あまり意識してなかった。

2018年11月中旬【告知から約半年前】

時々、パジャマや下着の胸の辺りが
うっすら濡れている気がしていた。
汗かなと、最初はそんなに気にしてなかった。
ある日、下着を装着する為に左胸を触ったら
手にヒヤッとしたものを感じた。

 ん、、濡れてる。

よく見ると、乳頭のあたりが濡れてる。
なんとなく周りを押してみたら、
乳頭から液が出てきた。
右も同じように押してみたが、何も出ない。

すぐに、ネットで調べると
片側だけから出る分泌物で
血が混じってたりすると
がんの可能性もある、と。
私のは、やや黄色っぽい透明。
なんか心配だけど、とりあえず様子をみようかなー

 と、思っていた矢先、

たまたま見ていた朝の番組で
がんで亡くなった若い方のドキュメントを見た。
(山下弘子さん)

 がん・・・

 なんか胸騒ぎがした。

 こういう嫌な予感って結構当たるのよね。

 めちゃくちゃ不安になって乳腺専門の病院へ。
人生初めての、マンモグラフィーとエコー検査。
分泌物の病理検査もお願いした。

 結果、

【病理検査・・・異常なし】

 分泌物はよくあることだと。
マンモとエコーでは乳腺炎がありそう。
小さいのう胞があるから
一応半年くらいで経過観察になり
予約を取って終了。

その後も分泌物はたまに出てたけど
ここまで検査して大丈夫となれば、
ガンじゃなくてよかった、と、
普通安心するわな。

 

なのに、、、。

 

 

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