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【映画】GATTACA 

 この作品は大学での「法と遺伝学」という授業内で教授が見せてくださったものである。生まれる子供の遺伝子を親たちが決めてしまうとどうなるのだろうという近未来に可能性のある内容で興味深かった。

 遺伝子を操作してどれだけ優れた子供を作っても、2位どまりである人、自然に生まれて周りより劣っているけど夢をかなえる人。自分の運命を受け止めて生きる人。色んな人生が存在していた。

 結論から言うと、優れた遺伝子を持って生まれてきてもその期待にこたえられなかった時の挫折感が大きい。しかし、自分の決まっている運命を逆らって、自分はできると信じる主人公は結局夢をかなえた。

 私たちの社会は経済的に富裕な人とそうでない人で分かれているが、成功した人々の中には貧しい家庭で育ってきた人も多い。このように私たちの未来は決まっていないことで可能性が広がるのである。

 遺伝子を操作されていると子供らに知らさなかった場合、彼らは自分の好きなことを見つけ、それをかなえるためにもっと努力するだろう。

 この映画が伝えようとするのはそのことだと思う。

 自分のリミットを決めるな。


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