勉強方法の総論〜公認会計士試験〜

本記事を見つけてくださってありがとうございます。

一つ前の記事で本noteの方向性を記しておりますので、ぜひそちらもご覧になってください。

では本題に入る前に、発言に説得力を持たす為に私の超簡単な受験経歴を申し上げます。

2022年1月半ば〜CPA会計学院に入学(この時点で簿記の知識は0)
2022年3月:慶應義塾大学卒業→勉強に専念
2022年12月:約11ヶ月で短答式試験に合格

短答式試験の得点の内訳は

企業法7割 監査論8割 管理会計6割 財務会計9割ほど

で合計400点前後でした。

それでは、まず本記事の結論から申し上げます。

それは

「勉強方法に絶対に成績が伸びる"正しい"方法は存在しないが、"誤った"方法は存在する」

です。

この考えは恐らくですが殆どの受験生が気付いていない、そして何度も短答に落ち続け、過年度生になっている会計士受験生が無意識のうちに、上記の"誤った"勉強法を実践してしまっていると推測します。

分かりやすい一例を挙げます。

あなたは答練や全国模試を解きまくれば成績が伸び、短答式試験に合格すると思っていませんか?

いわゆる"テキストの回転"に躍起になり、本質から外れた勉強になっていませんか?

確かに答練を通じてアウトプットの練習や時間配分の立ち回りを確認する事は必要です。

ですが、現実問題、短答式試験に限った話で言えば、答練や模試で出た問題がそっくりそのまま本試験に出る事は残念ながらありません(論文式試験になると話は別です)。

それなのに無闇矢鱈に問題演習をひたすら行い、本当にリソースを割くべき部分が疎かになり、本末転倒になっている受験生が本当に多い様に感じます。

では"本当に割くべきリソース"はどこにあると思いますか?

それは、「テキスト」です。

なーんだ、それならちゃんとやってるよ、と、思う方が実際のところほとんどでしょう。

確かにテキストを勉強に使わない人はいません。

仮に使ってない人がいたら、そもそも論外です。

一生この試験には受からないと断言してもイイでしょう。

ですが、あなたは"正しく"各科目のテキストを使えていますか?

ただボーっと眺めて、それをただ繰り返しているだけなのに「自分はテキストを回転している‼️」

と、自己満足で何の生産性も無い勉強を行なってはいませんか?

実際のところ、私はいわゆる問題集(CPAで言う短答問題集)(個別問題集は必要ありません、今すぐメルカリで売りましょう)と言うものはほぼ使っていません。

ただめんどくさいから、と言う理由ではなく、合理的な持論に基づき使わない判断をしました。

(この合理的な持論については近々、簡潔に投稿させて頂きます)

管理会計論と企業法の短答問題集は軽く一周程度して、何となくのレベル感を掴みましたが、何周もすると言う無意味な事はしていません。

ではなぜ使わなかったのか、ここまで読んでくれた方は薄々気付いているかもしれません。

そう、テキストをひたすら勉強の中心に添えていたからです。

このやり方は私が今までの受験経歴から得られた最高の産物だと思っています。

恐らく会計士受験生の中には今まで勉強とは無縁だった方、例えば高卒の方や大学受験で結果を出せなかった方が数多くいらっしゃるかと思います。と言うか短答式試験の母集団自体はそういった属性の方が実際の所も多いでしょう。(論文になると話はまた別ですが)

この学歴延々と試験の相関関係については別記事で1本書く予定ですのでそちらに回す事にします。

話を戻しますと、結論、

「全ての科目においてとにかくテキストを勉強の中心、具体的には勉強時間のリソースの8割をテキストに回し残りの2割で答練などのアウトプット練習を行う」

が私が今までのハイレベルな受験戦争を勝ち抜いて来た経験から編み出し、公認会計士試験にも当てはめた結論です。

本記事では総論部分の概略をお伝えするに留め、各科目の具体的なやり方等は、随時更新致します。

なんせ論文の結果が出るまでやることがなさすぎて暇なので笑

ここまで読んで下さりありがとうございました。

次の記事も是非楽しみにしていてください。

ぜひ❤️マークのところを押して頂けると、より私自身に気合が入り、踏み込んだ具体的なnoteが書けますので、宜しくお願い致します。

では!

#公認会計士試験 #短答式試験 #論文式試験 #公認会計士 #CPA

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