よいクライアントとは。フリーランスとして仕事をする中で感じたよいクライアントの重要性。

新卒で入社した会社を3年半で退職し、フリーランスへ。

フリーランスという働き方が自分に合っていたこともあり

いろんな仕事をして、自由な時間やお金を手に入れることができた。

いろんなクライアントと仕事をする中で、分かったことがある。

「フリーランスにとって、よいクライアントとは」

これからフリーランスとして仕事をしたい方や

フリーランスでクライアントとの関係に悩んでいる方は

ぜひ、参考にしてみて欲しい。

「よい」クライアントとは？

よいクライアントという抽象的な表現をしているが、よいクライアントとはなんだろう。

• 高い報酬を支払ってくれるクライアント

• 継続的に仕事を依頼してくれるクライアント

• 物腰柔らかでコミュニケーションが取りやすいクライアント

観点もさまざまであるが

フリーランスで業務委託契約を結んでいる場合

「委託されている業務内容が自分のしたい仕事である」

という仕事内容の観点が重要だと私は思う。

そして、よいクライアントとは

「フリーランスのしたい仕事を依頼してくれるクライアント」

だと私は感じている。

フリーランスの「したい」を聞いてくれる

クライアントが依頼したい仕事がフリーランスのしたい仕事であるから、契約は成立しているはずなのだが

現実はそう単純ではなく

「人手が足りないから、この仕事もやってくれないかな？」とか

「この業務ができるのは君しかいないから、よろしく頼むよ！」とか

したくない仕事を依頼されることも少なくない。

もちろん断ることもできなくはないが、契約を切られるリスクもあるし、クライアントが困るだろうという情も湧く。

個人で仕事をすることで報酬ややりがいを得ているフリーランスにとって、依頼された仕事を断ることは、心苦しいものがある。
たとえ、自分がしたくない仕事であってもだ。

そんな中、私が出合った「よいクライアント」は私の「したい」を聞いてくれた。

• どんな仕事がしたい？

• どんなキャリアを築きたい？

• 人生において仕事はどんな存在で、どんな人生にしたい？

まで聞いてくれるのだ。

SNS運用の経験は少なかったがチャレンジしたいと伝えれば、SNS運用の仕事を依頼してくれた。
手を動かす業務よりディレクションやマネジメントスキルを身につけたいと伝えれば、アシスタントを採用して使わせてくれた。
ライフイベントに合わせて、業務量や休暇を調整してくれた。

なんと素晴らしいクライアントだろうか。

と私は感じた。

しかし、私がそう感じることによって

私がクライアントにコミットしようという思いは大きくなるし

私のスキルが向上したり、業務幅も広くなったりした。

周りまわってクライアントのメリットになっているのだ。

まさに、フリーランス人材を上手く活用できているといえるだろう。

よいクライアントと出会うには？

そんなよいクライアントに出会うには、どうしたらいいのか。

クライアントとの出会いはご縁とタイミングなので、こうすればよいクライアントと出会えるというのは、断言できない。

しかし、いくつか共通していえることがある。

• 業務委託人材をよく活用している

• 業務委託人材も社員も同じように大切にしている

• 副業OKの会社

など、一緒に働く人を大切にしている会社である。

業務委託であろうが、正社員であろうが

スキルをリスペクトして

その人のキャリアや人生を考慮して

仕事を依頼してくれる会社である。

契約前の面談の中で、このようなことが感じられた場合は、多少報酬が希望に満たなくても（こういう会社に限ってそのようなことはほぼないが）

一緒に仕事をしたいと思うよいクライアントだ。

よいクライアントと仕事をするためにやるべきこと

よいクライアントと出会い仕事をする上で重要なことがある。

まずは、自分のしたい仕事を明確にすることだ。

フリーランスで仕事に困っている時

自分がしたい仕事かどうかは二の次で、頼まれた仕事は何でも受けてしまいがちだ。

しかし、したくない仕事はやりがいに欠け、クライアントとの関係も報酬と業務遂行だけの関係になってしまう。

こんな仕事がしたい、こんなスキルを磨きたい、こんな人生の目標がある

といったように、自分の考えをしっかりと持つ。そうすれば、それを求めている企業を探せばいいし、したい仕事を聞かれた時に熱意も持って伝えることができるだろう。

そして、したい仕事を依頼してもらえた時は徹底的にやりきることだ。期待以上の成果を出そうなんて考えなくていい。だたひたすらに、一生懸命仕事を楽しめばいい。

したい仕事を依頼してくれるクライアントに不義理を働かないこと、自分にプライドを持つことで、関係は深まっていく。

よいクライアントとの出会いがフリーランス人生を豊かにする

今のクライアントがよいクライアントではないと感じているならば、よいクライアントとの出会いを探してもいいだろう。

あるいは、自分のしたい仕事を伝えることで、よいクライアントになってくれるかもしれない。

フリーランスという働き方の醍醐味は、仕事を選べること、一緒に働く人を選べること、自分の価値（報酬）を自分で決められること、場所や時間の自由度が高いこと、などさまざまにある。

それに大きく関わることは、よいクライアントかどうかである。

よいクライアントとの出会いがフリーランスの人生を豊かにする。