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近年のAppleのオーディオへの力の入れようは素晴らしい

とうとうiPhone12シリーズが発表されましたね。
角張ったデザイン、miniシリーズの登場など4,5時代に評価されていた点を取り込みつつ5G対応や全モデル有機EL搭載など正当進化させてきたって印象ですね。(それにしても旧モデルやSEも併売されていてiPhone〇〇がありすぎ)

同時に発表されたHomePod miniもとても気になっていて、Appleのハードとしては破格の値段でスマートスピーカーが出てきましたね。
ジャーナリストの松村太郎さんがAppleが「家族」に焦点を合わせてきていると言っていてすごく納得した。AppleWatch SEなんかも象徴的なプロダクトですよね。
コロナ禍の影響もあり「家」への考え方が変わったのもありますが、個人にマーケティングにするより家族としてマーケティングした方が全員Appleのエコシステムに取り込めますからね。
確かに家族全員iPhoneの方が何かと便利(AirDropなど)ですし、どのサービスもファミリープランが用意されていたり、親の型落ちiPhoneを子供にあげるなんてのは近年よく聞きますよね。

ちょっと話が逸れましたが、HomePod miniを見てやっぱり近年のAppleはオーディオに力を入れてるなと再認識したので、まとめてみようかなと思います。


近年のAppleにおける音関連のニュース年表

2014年 Beats買収
2015年 Apple Musicサービス開始
2016年 AirPods発表
2017年 HomePod発表(翌年発売開始)
2018年 Apple TVがDolby Atmos対応
2019年 AirPods Pro発表, Apple Digital Masters開始, 16インチMacBookProに高音質スピーカー搭載でDolby Atmos対応, iPhone11が空間オーディオ搭載
2020年 全MacBookシリーズがDolby Atmos対応, AirPodsProが空間オーディオ対応, HomePod mini発表

HomePod(大きい方)もサラウンド対応するなんてニュースも出てきましたね。


2014年のBeats買収を皮切りにストリーミング、ワイヤレスイヤホン、Dolby Atmos(空間オーディオ)の三本柱って感じで一気に力入れたなと思っています。
こうやって並べるだけでも毎年何かしら音関連にトピックがありますよね。
iPad ProやiMac Proの音質もすごく良いってレビューも散見されますし、Apple全体の音の質がここ数年でぐっと上がった印象です。
もともと音楽には情熱を入れていたAppleだがオーディオクオリティの部分ではおざなりになっていた印象があったので近年の変化はとても素晴らしいと思います。
やはりBeatsの買収が出発点だと僕は思っています。
Beats製品の音質も昔の低音ブリブリからAppleらしいフラットでナチュラルなものに変わってきているようなので、相互作用しているんでしょうね。

AirPods Studioは集大成的な製品?

近々発表されるであろうAirPods Studio(オーバーイヤー型のヘッドホン)ですが、ここ最近の音関連の集大成的な製品になるんだろうなと予測しています。

Studioという名前から連想するにスタジオ品質の音っていう意味もあるでしょうし、LogicやGarageBandなどのDTMで作曲する人へのツールでもあるよって事でもあるのかなと思っています。

発売が遅れるとの噂もありますが、ここ最近のAppleのオーディオの力の入れようから期待を裏切らないプロダクトになると思っています!






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