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就職活動支援記録その8

1日に2本の面談を入れていたにも拘らず、片方のドタキャンが入った日・・・。

気を取り直して、もう1本に集中です。今回は、模擬面接のお手伝いです。
今回の方は、小中高とずっと部長経験があり、人をまとめることの楽しさを知っていると自分からPRできるくらい優秀な方。そういえば、マッチングアプリを使われている方って、本当に優秀な方が多いような気がします。
ということで、「ガクチカ」は申し分なかったのですが、志望職種についての質問に対しては、アラート発生。
「企画職」を志望ということで突っ込むと、とにかく自分のアイデアを形にしたいから、という理由で止まってしまっていました。

はい、「企画職」という広い言葉も注意です。
例えば、うちの会社の部署名だけでも、経営企画、事業企画、営業企画、カスタマーサービス企画、技術企画・・・と、無数の企画職があります。
そして、例えば、営業企画の中においては、4Pでいう販売促進企画、料金企画、宣伝企画、商品企画と、さらに細分化もされたりします。

「自分のアイデアを形にしたい→クリエイティブな職種→企画職」という思考回路もわからなくはないのですが、
面接する人からすると、具体的にどんな企画職がやりたいのか、また、企画職という名前がついてなくても、自らがアイデアを練り、お客様や部署のメンバーに提案を行い、責任をもって遂行するというお仕事は無数にあり、どれが適しているかを考えるのは悩んでしまうかもしれません。
例えば、企画職という言葉の職種にこだわるなら、会計学に強く、将来のトレンドを数値に落とすゼミにいました(経営企画や事業企画)とか、カラーコーディネーナーの資格を持っており、商品のデザインに関わる企画に携わりたいです(商品企画やサービス企画)とか、お客様の声にじかに触れることで、自社サービスの改善の種を探したいです(カスタマーサービス企画)等、少し、深いところまで答えてあげると、より良いかもしれません。

今回の方の場合、部長という立場で人から頼られ、信頼されることがとても嬉しく、その体験を一番できると思ったのが、企画職というカテゴリーであるという思考だったようで、上記のお話をしたところ、必ずしも企画職にはこだわらず、1人でする仕事ではなく、チームでする仕事(1人営業や1人窓口はイヤ)が良いというイメージでした。

「企画職」をしたいのか、「チームでする仕事が良い」であると、けっこう印象も違ってしまうと思います。
こういった点も意識されると良いかもしれません。

しっかし、本当に今回の方は頭の回転が速く、上記のお話もすぐに理解するし、その場で模擬面接のリトライも希望されるなど、とても積極性もありました。
おそらくですけど、複数の内定を得られるんでしょうねー。
良い会社に出会えることを応援しています!

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