目指すべきは【他力本願】
みなさんこんにちは。りりすけです。
タイトルを見て、「え?それ普通にやばい人じゃん」と思われた方もいるんじゃないでしょうか?
でも他力本願って悪いことなんでしょうか?
そのあたりを今回は考えていきます。
ぜひ最後まで読んでいってください。
"積極的な自己解決"と"消極的な自己解決"
仕事でも部活動でもなんでも、行き詰まったり困ったことがあった時に、自分1人で解決しようと頑張る方がいます。
それ自体が悪いことではなく、自分でできることを精一杯発揮して問題解決に努めているので、素晴らしいことだと思います。
前提としてこれを実行する力は必要なものです。
「この問題は絶対に自分で解決してやるんだ」
「自分で解決しないと意味がない」
という場合には積極的にそうすべきです。
ただ問題なのは、
「周りの人に聞きにくいなぁ」
「これ聞いてもいいのかな」
などの理由で自分1人でしか解決する方法がない場合です。
これは先に述べた積極的な自己解決ではなく、
ただ単に他人を頼れない消極的な自己解決となってしまいます。
他人を頼ることのハードル
ではなぜ消極的な自己解決が先行してしまうのでしょうか?
それは、他人を頼ることへのハードルが非常に高くなってしまっていることが多いです。
そういった方に共通しているのは、
・他人の顔色を伺いすぎている
・他人の機微をよく観察している
・自分に自信がない
ということです。
周囲をよく見えていることは、誰しもが出来ることではないので、とても素敵な長所だと思います。
ただ、それを顔色を伺うことと自信のなさが台無しにしてしまっています。
ここに他人を頼るハードルができる原因があります。
結局、他人がいないと成り立たない
他人を頼るハードルはなかなか消えるものではありません。
もともとそこにハードルを感じなければ、どうということはないですが、一度感じてしまうと、以前のように消し去るのは難しいです。
そうなった場合、どうすればいいのか。
これは視点を変えることでハードルをグンと下げることが出来ます。
その視点とは、
物事は他人がいないと成り立たないし、誰もが他人に頼らないと生きていけない。
という視点です。
とても極端ですよね。
でも事実です。
基本的にどんな物事も他人が関わっています。
そしてその他人がいないと成り立っていません。
商売をするにも、お客さんや関係先があるからこそ成り立ちます。
仕事をするうえでも同様です。
自分のしている仕事は他人がいてこそですし、逆に他人の仕事も自分や他の人がいてこそ成り立つものです。
結局、他人がいないと成り立たないんですよね。
そういう意味では、他人を頼ることは何も悪いことではないし、むしろ頼るべきなんです。
頼るからこそ、全体としての方向が良い方向に動いていくものです。
自分を助けるためにも
先ほどまでの話でもうお分かりかと思いますが、
他人を頼ることは自分自身を守り助けることに繋がります。
他人を頼らないと、あなたが今どこに躓いていて、どの程度負担があって、どのくらい大変な状況かを周りが分かることがありません。
これは、周囲をよく見ている人からすると、「気づくでしょ」と思う点かもしれませんが、たいていの人は自分のことで精一杯。
頼られてからでないとなかなか気づきません。
そうなると、頼るタイミングが遅かったときには取り返しのつかない状態になってしまって、責められてしまう状況になってしまう可能性もあります。
そうならないためにも、他人を頼ることが苦手な人は「さすがに聞きすぎて引かれているかも」と思うくらいに積極的に頼っていきましょう。
まとめ
頼ることは悪いことではありません。
頼らずに抱えて、自分を壊してしまうほうがよっぽど悪いです。
人は人がいて成り立つことを念頭に、頼ることへのハードルを下げていきましょう。
そうすると、あなたも周りの人も自然と過ごしやすい環境に変わっていくはずです。
悩んでいる方はぜひ、今回の考えを取り入れてみてくださいね。
今回も最後まで読んでいただきありがとうございました。
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