見出し画像

世界地図を暗記する予想外のメリットとは?


自分は、もともと社会に対して何の興味もなかったです。
受験用の科目としての地理歴史公民や、
受験とかではなく普通に実社会で起こっている出来事とかには
正直「どうでもいいなぁ」という感想しか出てきませんでした。


そんなものより、
理系の科目や書籍のほうが好きでゴリゴリ数学とか科学とかをやってた人間でした。
中学生の時は数学が面白すぎて、
もはや自分で問題を作り出してしまうという始末でした。
「国語?歴史?地理?し、知らない子ですわねオホホホホホ、、」
みたいな感じで完全に放棄(というか現実逃避)してました。。
要するに何が面白いのかぜんぜん理解できなかったのです。


しかし大学に入ってからはそこそこ時間に余裕ができたので、
自分が高校や中学でやってきたような系統とは異なる学問分野の本を自分で好き勝手にいろいろ読んでみたのです。
例えばプログラミングの本とか、心理学や哲学の本とか。

その中に地理や歴史もありました。
今までの人生でぜんっぜん触ってこなかった分野だったので、すこし興味はありました。

地理を勉強すれば、
例えば「将来どこの国が経済的に大国になるんだろう?」といった未来に関する疑問に対して自分で考える能力というか素養?を身に着けられるはずだと思ったのです。


そこで、「とりあえず世界中の国の位置をぜんぶ覚えればいいんじゃね」と思い立ったので全部覚えてみました。
だって、それまでは
ブラジルってどこだっけ?アフリカ大陸?」とか
中東って何?インド?どこの大陸にあるん?」とか
インドとドイツごっちゃになっててわかんないてへ」とか
いちばんデカいのって地図の下のほうにある北極大陸じゃないの?(※北極大陸なんてのは存在しません)」とか
そういうパワーワードを連発するレベルでやばいアホだったので
「さすがに覚えとかないとやばいかも。。」ってなって決心しました。

画像1


現在地球には200と数十の国・地域がありますが、実際に覚えたのは190ヵ国程度です。
おそらく日本が国家として承認済みの国や地域のみだったのでしょう。
なぜそうなったのかというと、
「世界地図 クイズ」みたいな感じで適当にググってみた結果、190余りの国々をクイズにしたものしか出てこなかったからです。

(まあ世界地図の暗記なんて受験でしかやらないでしょうし、
受験に出てくるような国は日本が正式に国家として認めた国だけだろうと思います)


なので少々物足りないなとは思いつつも、
覚えてみてとてもよかったな~と感心しております。


・世界地図を覚えてみてよかったな~と思ったこと


本を読んだりニュースを見たりしていると割とけっこう外国の名前が出てきたりするのですが、
国の位置を覚える前と覚えた後では
そういう情報に対する捉え方がかなり変わったように感じられます。

やはり覚えた後のほうが、
情報が記憶に引っかかる確率が大きく上がったな~と実感しました。


覚える以前では
「いやそれどこの話?興味ないな...」
という感じであまり興味関心が持てなかったのですが、

覚えた後ではその国に関する情報と、その国の位置の情報が結びついて、
「この場所ってこんなのあるんだ~」とか
「へぇー!こんな場所なんだ~地図だけ見てても分からなかったな~」
みたいな反応に変わっていくのです。

たとえば
「ベネズエラって石油埋蔵量世界一位なんだ!へえ~なんでそんな場所にあるんだろう?」
「インドとパキスタンって仲が悪いって聞いたことあるような気がするけど、国同士が隣接してるからだったんだ」
みたいな風に、
情報と情報が結びついて記憶に残りやすくなったり新たな疑問が生まれたりしやすくなるのです

普通に生きているだけでたくさんの情報が入ってくる現代社会ですが、
世界のいろいろな国の位置を覚えておくだけで、情報の吸収効率を予想以上に上げることができるわけです。しかも今後数十年ずっと。

世界地図を覚えていない状態の人生と、覚えた状態の人生では、
時間が経過すればするほど情報量に大きな差が生まれていたと思います。


そう考えると、
世界地図を覚えるというのはかなりコスパがいいことなんだなって気がしませんか?

画像2

結論:
世界地図を覚えることは、
その後の人生における情報の吸収効率を上げることができる。
言い換えれば、
掛けた労力に対して得られるメリットが非常に大きい。

したがって、
世界地図を覚えていない人や興味のない人はぜひ覚えたほうがいいのです。
もちろん、強制はしませんが。

この記事が参加している募集

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?