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第16節 アウェイ宇都宮 涙ちょちょぎれ

あけおめゲーム、アウェイ宇都宮戦はゲーム1は1点差で敗れ、ゲーム2は3点差で勝利となりました。いやいや、新年一発目からアツすぎた、結構うるっときました

ドルフィンズはコンディション不良のクラーク不在、また年末の試合で怪我をしていたてんけつさんも不在、そしてなんとゲーム2は違反行為によってショーン・デニスHCが不在でした。
宇都宮の皆さん、一人のドルファミとして謝ります。すみませんでした。

なにはともあれ、そんな厳しい状況の中コートの選手たちは戦い切ってこの結果です。感想や印象的だっとことをざっくり書きます!

ドルフィンズの流儀

これはいつも通りといえばそうですが、ディフェンスでペースを掴むドルフィンズらしさがよく出た試合でした。今節、コティ不在という事もあって本当にスリーが入らなかった、何ならミドルレンジもタッチが悪かったです。
試合中はリードしていても違和感を覚えるくらいでした。それでも点がちゃんと取れてるのはやっぱり強度の高いディフェンスとそこから繋がるファストブレイク。
(バスライだとカメラが追いつかず得点シーンがきちんとみられない事もしばしば……!)

一度中東が速攻でダンクを外す場面がありましたが、そこも私はポジティブに捉えました!!無用のトライでは決してない!
(昨季千葉の赤穂くんが速攻ダンクを失敗したことに対し、大野HCが「そこで安全策で確実に点を取るより、思い切ってトライする方が好き」と褒めたのを思い出しました)
ただキャリア的に考えて、次回以降は確実にダンクを決めてドルフィンズを勢いづかせるトリガーにして欲しいです!!期待!!

あとは、相手の裏をとったハーフコートの攻めが結構出ました。これが今回かなり得点面を支えた感じがします。

ドルフィンズのオフェンスは、あるときはスリーで圧倒し、あるときはファストブレイクで圧倒し、あるときはセットプレーでペイント内の得点を量産し……といって自分たちで自分たちの不足分を補完するオプションを選択できている感じがします。今回はまさにスリーの不足分を後者で補完していました。

ただ、クラッチタイムの勝負強さや最後の最後の集中力は宇都宮の方が優れているなと感じました。ゲーム1はラストプレーでTO、ゲーム2は終盤のエサトンフェイダウェイこそスタンディングオベーションものですが、最後のフリースロー(2本目は良いとして)など、最後の最後のスッキリ感には欠けるとも言えると思います。

シーズン終盤になるにつれ更にここが重要になるはず、進化することを期待します!!

宇都宮の強さ

宇都宮は今季伸び悩んでいる印象がとても強いチームの一つですが、それでも要所要所にドルフィンズが学ぶべき強さを感じました。
いわゆるエースの不調という所で、ドルフィンズは齋藤拓実、宇都宮も比江島がなかなか思うようにいかなかったのは観る側として少し残念だった所ではありましたが、(二人とも絶好調なシーゾーゲームも観てみたかったよね!というバスケファンとしての願望です)それによって色々見えた部分もあり、
特に宇都宮に感じたのは、

  • クロージングのメンバー全員が、シュートを決めてきそうな怖さ

  • クラッチタイムにおける良い意味での落ち着き

です。これまでの経験がもたらすものが大きそうだと感じました。
ここはドルフィンズが今後、相手に感じさせていきたい部分だと思います。

あとは何と言ってもブースター。バスライからも伝わる会場の熱気です。
会場は真っ黄色で、一体感がすごかった。これはこれまでのブレックスの積み上げの賜物というほかないですね、あんなに脅威なフリースローのクラップ………すごい以外の言葉が出ませんでした。

選手として印象に残ったのは高島くんです。クラッチタイムの遠藤を除いては、彼が出てる時間が一番怖さがありました。こちらに流れを渡さない重要なプレーが今節でいくつもみられ、今後が非常に楽しみです!!

ベンチの選手の貢献

ドルフィンズの話に戻りますが、HC不在のゲーム2で特に貢献した菊池真人
勝利をもたらしたのは彼と言っても過言ではありません。
インサイドのディフェンスについては何度か褒めちぎっている気がしますが、今回ディフェンスの他に印象的だったのはゴールへのアタックでした。
菊池のああいったプレーが増えると選手が揃っていてもプレータイムのシェアが積極的に出来るようになって、より安定して強いチームにステップアップできる気がします。

あとは、ゲーム1でプレータイムのなかった坂本くんのハードワーク
デニスHCだったら無かったかもしれないプレータイム、ゲーム2でも決して多くはありませんでしたが、彼の良さをしっかり発揮してくれていました。
その姿は、チームの勝利に貢献したい若手選手のエネルギッシュさでもあり、少ないチャンスを絶対に無駄にせずアピールするんだという気概であるようにも見えました。

一方で、今節は齋藤拓実の不調が気になる試合でした。
キャプテンであり、エースとしてもチームの顔。その負担は大きいと思うけど、やっぱり大活躍が見たい!!怪我には気をつけて、今後を楽しみにしています。

2023もバスケ!!!

他の試合の感想とまとめを簡単に書きます。(随時追記)

今年もたくさん試合を見て、ドルフィンズを応援して、(学業も頑張って)、充実させます!!!


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