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仕組み化スキル

事業拡大を試みるときに必要なのは仕組み化することです。
今日紹介する仕組み化のスキルというのは、事業スピードを上げ、収益性を保つことです。
事業が拡大し、従業員が増えて、収益が増えていないのなら、その人件費は無駄で、ただのコストになってしまいます。
事業を拡大するときは必ず、あらゆる面で仕組み化することがとても重要になってきます。
仕組み化といっても、AIや機械に置き換えるということではありません。事業をより効率的に行う上で必要な仕組みを組むということです。
今日は何をどのように仕組み化して、事業拡大を行っていくのかをご紹介していければいいなと思います。

マニュアル化・タスク化の徹底

まず大きく意識するべき事は、できる限りすべての仕事をマニュアル化・タスク化することです。
事業が大きく拡大している事業、例えばマクドナルドやコンビニなどは、マニュアルがしっかりしているため、社員がいなくても店の運営が回る様に仕組みが組まれています。

例え、アルバイトのやる気がなくても、気分が落ち込んでいたとしても、彼らはいつも通り品出しをし、接客をします。
彼らのモチベーションとは関係なく、マニュアル通り動きます。

このように、どの企業もこの仕事はこの順序で、こんなことが起きたときはこの順序で対応し、その後誰に報告する。などのようにマニュアルがあるべきです。マニュアルがあると、仕事を覚えるのが格段に速いですし、例外が起きた場合のみ上司が対応するという体制がとれるので、事業が効率的に進みます。
逆にこの仕組みがなければ、沢山の仕事を一からスタートし、小さな仕事にも頭を使わないといけなくなります。
上司は新人が入ってくるたびに教育をし、部下のモチベーションをケアしないといけないようなことになります。

安定した経営を進めるには、誰もが安定したのパフォーマンスを出来るようなフレームワーク・マニュアルが必用です。そのマニュアルをスタート地点として、それぞれの社員の良さや個性が生きてくるのです。

これからは、それぞれ具体的にどんなことを仕組み化するべきなのかを紹介していきたいと思います。
大きく分けて、会社内部、会社外部・顧客対応、マネジメント、の3つに分けられます。


内部を仕組み化

組織内部を仕組み化するというと、出来そうな所は営業活動と新人研修です。
会社として、どのように、どんな手順で営業を進めて言って欲しいのか、その会社の営業スタイルなどをマニュアルとして落とし込んでおけば、一定の契約は確保出来ます。
さらに、新人研修でも、会社に入ったらまず動画で社内ルールや価値観を共有しておく事も出来ます。
こうする事で新人が入ってくるたびにいちいち先輩が教育しないといけないと言うようなことがなくなり、効率的に営業成績を出すことが出来ます。

外部・顧客対応の仕組み化

とにかくマニュアル化・タスク化を徹底し、会社内部を仕組み化する事が出来たら、やはり残っているのは、外部要素、つまり顧客対応です。
特に、営業は相手に合わせる企業が多いため、非効率になりがちです。営業においてなぜ非効率になるかというと、まずクライアントに会うのに1週間や2週間後というスパンをもうけられるという事が一つです。もう一つは、相手の温度感です。今すぐにでも契約をしたいというクライアントもいれば、とりあえず概要を聞きたいといクライアントもいます。
いかに営業における契約率をあげれるかが事業拡大において大切になります。
そこで、有効なのが動画での営業です。商品やサービスに付いてのプレゼン動画を興味を持ってくれたクライアントに動画のリンクを送って、分からない所があれば、後日会いましょう。このような営業スタイルだと、圧倒的に契約率が高まります。

スタイルは企業それぞれ違うでしょうが、私のつたえたいことは、営業などの顧客対応もマニュアル化・仕組み化する事が事業拡大を大きく促進する、大切なヒントになるという事です。

マネジメントも仕組み化

さらに大切なのが、マネジメントです。
人生の悩み事の95%が人間関係にあると言われるほど、人間関係の構築・継続は繊細な物です。
それを経営者が毎日気を遣っていては、時間がいくら合っても足りません。
このマネジメントをいかに仕組みか・マニュアル化するかといのは多くのリーダーが頭を悩ませる事だろうと思います。

簡単です。働く人は3種類のタイプに分けられます。
それぞれ仕事に求める物が違うだけです。
それは、安定目的・金銭目的・自由目的です。

まずは安定目的。彼らは生活が安定していればそれでいいです。収入が安定的に確保でき、リスクのない生活が出来れば幸せです。
これらは一般職に多く見られます。

次に、金銭目的です。
彼らは多少のリスクを冒しても金銭をより多く稼げる職種を好みます。例えば営業職です。この仕事を達成できればインセンティブが入る、などの条件を達成したときにやりがいを感じます。

最後は自由目的です。
これはエンジニア職に多く見られ、彼らは自分の求める仕事しかしたくありません。
いくら生活が安定していても、いくらお金を稼げようとも、彼らの好きなように出来ないと、ストレスはたまっていきます。
彼らには綿密な面接が必要でしょう。やりたい仕事はこんなんでいくら欲しい。このような条件をクリア出来る事が、彼らをマネジメントする上で必要な事だと言えます。

まとめ

いかがでしたでしょうか。
少し読みにくいとは思いますが、少しずつ成長していきますので暖かく見守ってください。

私がこの記事で伝えたかった事は、会社内部・外部、マネジメントなど、なるべく多くの事をマニュアル化・タスク化することで、作業効率を上げ、事業の拡大にスピードを付けていこうという事です。それには、いろいろなフレーム作りが必要ですし、沢山の工夫が必要だと思います。

今回はこれぐらいで終わりたいと思います。
ありがとうございました。


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