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シェルターに行き着くまで -4-

lilyです。


シェルターに行き着くまで -1〜3- を
読まれていない方は、
是非そちらから読んで頂けたらと思います。

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今回は、避難する前に
やっておいた方がいい手続きなど
お伝えできたらなと思います。

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離婚
というワードを出すと,

経験したことがある方もいると思いますが、

荒れるスイッチのなる
NGワード』でしかなく

納得してくれるはずがなかったです。

私の場合はそうでした。

強行突破するしか方法はなかった。

そんなタイミングで、

私には手を差し伸べてくれて、
私と子供の命を繋いでくれた方が
いました。
(Aさんとこちらでは呼ぶことにします)

とにかくお金の心配もしなくていいと。
いい加減目を覚まして、と。

↑やっぱりお金がなきゃ逃げられないじゃん。

と思う方もいると思いますが、

”お金が無くても逃げられます。”

私はこのお世話になったAさんに
所持金の全てを少ない金額でしたが
生活費として渡してました。

”お金なくても逃げられます。”

に関しては後に説明しますね。


まず、『逃げる』日程を決めて
私の場合は計画的に準備を進めて
実行しました。

転出届などの役所関係の手続きなどは
事情を汲んでくれ個室を用意してもらいました。

一度に色んな手続きを短時間で出来たのは
すごく助かりましたね。

あと、やって良かった手続きがあるので
お伝えさせてください。

転出先の住所などの情報が漏れないように
ブロックしてもらう手続き、

住基ロック
これ大事です。

=『支援措置
こちらの呼び方が一般的なのかな?

これは、この先に身を隠す上では
本当に大事かなと思います。

住所をそのまま動かさずに
避難することもできますが、

居場所を探そうとしてくるパターンが
多いと思うので、特定に繋がらないように
私はロックしました。

書類関係は私自身が役所に出向かなきゃ
いけなくなりますが、

ロックされているという安心感は
やらないよりあった方がいいと思います。

あとは、

離婚届の不受理届』ですね。

え?離婚したいんじゃないの?

と思うかも知れませんが、
勝手に離婚届を提出されるということも
実際には少なくないんですよ。

それに子供がいる場合は勝手に
親権』を相手方に勝手に取られていた、
というケースもありますので
それを防ぐ一つの安心材料となるのかなと。

次に、

児童手当の振込先の変更

一般的には児童手当は
その世帯の世帯主だったり
収入の大きい方に設定することが
多いかと思います。

なのでご主人様の口座に振り込まれるように
最初に手続きされている方が多いと
思います。

実際に避難してきてる人の多くが、
児童手当が相手方に振り込まれ続け、
子供を連れている方が受け取っていない、

といった問題を抱える方が多くいました。

避難した後に、住民票を移動せずに
そのまま籍が入った状態だと

別居しているという証明をしなければ
なりませんよね。

その手続きも時間がかかったり、
役所側が手続きの処理に時間かかったりと
1ヶ月分でも入らなかったら
モヤモヤしますもんね。

役所で前もって女性相談窓口で
その旨をお伝えして児童手当の手続き窓口に
回してもらえるパターンもありますので、

しっかり確認しておいた方が
いいのかなと私は思います。

あとは、
地方銀行の口座閉鎖

私はこれをやっておいて良かったなと
今でも思っています。

全国どこに飛ばされるか分からない。
ってのが一般的なDV被害者が利用する
シェルター事情だと思います。

私自身も、結婚生活をしていた場所から
想像もしていない場所に決定し入所しました。

もちろん到着するまで場所を
知らされることもなかったです。


なので、児童手当も全国共通の

ゆうちょ銀行の口座に設定しました。

このゆうちょ銀行の口座以外は全て
閉鎖してきましたね。

銀行や役所関係から居場所を特定することも
ありますから気をつけた方がいいかなと
個人的な意見ではありますが思います。

今思いつく、
事前にやったほうがいい手続きは
これくらいかな?

また思い出した時にでも追記しますね。

大事な書類関係も元々住んでいた
場所に送られていたら困ることも
ありますよね。

住民票を動かさずに書類関係だったりを
郵便局で配送先の住所変更もできますが、

それだとロックしてないということもあり
郵便局で登録してる住所は、

”妻がどこに郵便物の配送変更したか
忘れてしまって調べてください”

など色々言いようによっては
簡単に居場所特定ができることがあります。

籍が入っている以上、事実上『夫婦』ですから
いくらでも調べることはできちゃうんです。

なので本当にできることは全てやっていた方が
良いのではないかなと思います。


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これまで長々と読んで頂いた方々、
本当にありがとうございます。

次回は、冒頭でお伝えしました
”お金がなくても逃げられる。”の詳細と、

”1ヶ所目となるシェルターの様子”

その当時の思いなどをお伝えしますね。

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2022.08.27.                 - lily - 


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