恋愛主義 &11


いつも通りの気合い入れてる私。


「よしこれで最後…」


いつも思うがなかなか出来ない。



彼が友達を連れてくるのは初めてだ。
最近よく飲んでる男の子らしい。



「初めまして怜です」


とても綺麗な顔立ちの男の子。
礼儀も正しくてとても懐っこい感じだった。


たわいもない話を楽しく
お酒を交えて話していた。


そして悟がトイレにたった時に


「悟から聞いてるよー
お互い初めての彼女彼氏何でしょ?
別れてからこんだけ続いてるの
凄くない?まだ優のこと好きなの?」


直球な彼に一呼吸置いて返事した。

「んー腐れ縁かな?最初の彼氏だし
めちゃ大好きだったしなんか心配だし
幸せになってほしいんだよね笑
彼女からしたウザイよね笑
元カノとずっと繋がってんの笑
好きというかなんだろうね」


「ねー俺実はもう2.3年くらいの
付き合いになるんだよ。
あいつさ女にだらしなくみえるけど
でもいつも真剣だしすげぇな
思ってたのよ。でも続かないじゃん?」


怜の話を真剣に聞いていた。

「優ちゃん彼女になんないの?
俺今までアイツといたけどめちゃ
自然体で楽しそうだしめちゃ
2人いいと思ったんだけど」


泣きそうになった。

「でもそれは好きじゃないよ。
彼女にはなれない。
私はちゃんと相思相愛な恋愛がしたい」


「あいつ優ちゃんとこと好きだよ」


そこに悟が帰ってきた。
なんもないように接した。


心はずっと騒がしかった。


そして怜は先に帰った。


「俺らも帰るか」


といつもの河原を2人で歩く。



学校帰り2人で歩いた
たくさん笑った
喧嘩して河原で拗ねてると
追いかけてくれた
キスをした
お別れを言われた


思い出の河原を歩いていたら
さっき怜に言われたことが
頭をよぎり口を開いた。


「私の事好き?」



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