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転職を決意したときの心境

最近書いているnoteとは少し
毛色の違う内容になってしまうけど
今のタイミングで思うことがあったので
備忘録で残しておこうかな。

私が転職したきっかけになったのは部署異動。
それまで誇りを持ってしていた仕事から離れて
全く違う部署に異動することになった。
それまで営業職として働いていたけど
新部署では内勤職。
これまでとは立場が逆になり営業する側を
サポートできる立場になると思い、
そしてこれまで経験したことのない内勤職になれると
異動前は色々と想像してワクワクしていたのだけど。

実際に異動してみると、
女性が多い職場だからなのか、
毎朝職場に行くとお局社員がその場にいない人の
噂話を大声でしていたり、
目の前に当事者がいるにも関わらず、
その方が仕事ができないと話していたり、
他人の仕事に無関心で、助け合ったりする風土が全くなく
常に孤独を感じるような職場でした。
また、ひとりで進められる仕事がほとんどなく
誰かに依頼する項目が多いため、
依頼する際に相手の状況を逐一考えて
嫌な対応を取られないように神経を使うことも多く
相手の気持ちを察知し易い性質を持つ私には
とても辛い仕事でした。

それまで男性社会の仕事をして来て、
みんなで協力して仕事を進めたり
営業先で出会った他社の方と情報交換したり
これまでの職場で孤独を感じることが少なかった、
悪口を言い合うよりも高め合う風土があったので
それが当たり前になっていたからこそ、
異動先の雰囲気がとても苦手に感じるようになり、
明らかに体調も悪くなることが増えました。

会社に行こうと電車に乗ると
吐き気に襲われ、息がしづらくなる感覚があったり
人と話したくないと過度に思ったり
職場が変わって1ヶ月も経たないうちから
少し自分の心身の状況の変化を感じていました。
(この時点で親にも家族にもなかなか言えなかった)

そしてイタズラに時間は過ぎていき、
やっぱりこの仕事を好きになれないなと
感じる自分がいました。
特に常に誰かの顔色を窺ってお願いして
進めなければならない仕事が多過ぎること
お客様のため、と言うよりは会社の事情で
企画が作成され進められて行くことに、
「誰かの役に立ちたい」「喜んでもらいたい」という
気持ちが人一倍強い私にとっては
やりがいを感じて楽しく仕事!と言うふうに
思えなかったのが決定的に合わないと感じる理由でした。

今は、異動前にしていた仕事をに戻り、
やりがいの感じる仕事をできているわけですが。
たまに、当時のままの仕事をしていたら…
もう少し続けていたら変わっていたのかも…と
思うこともないわけではないのですが。
(後悔とは違うけど、どんな未来だったのかなという興味)
あのまま続けていたら確実に心が壊れていたと思うので
きっと辞めて良かったんだと思います。

転職しようと思ったとき、周りからは
大企業で安定しているんだから勿体無いとか
一旦休職してからゆっくり考えたらとか
たくさんたくさんアドバイスももらい、
自分の中でもたくさん悩んで自問自答して
たくさんノートに気持ちを書き出して熟考して。

今は転職するのが当たり前の世の中になりつつあるけど
私の中では転職=人生の転換点だと思っていたので
とても慎重に、たくさん悩んで決めました。
今、職場で悩んでいるとか、
職場が合わないなと感じている方がいらしたら
ぜひ一旦視野を広げて転職サイトに登録してみてほしいな。
意外とできるかも?と思えて
転職の決断ができるかもと思います。

転職活動のときのこと、
また書こうかな。

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