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順位にこだわらないゆるりな私

幼い頃からとにかくなんでも1番が良かった私。

運動会のリレーは1番しか嫌で、週末父と公園に走る練習をしに行き、習っていた水泳も選手コースに行かなきゃ気が済まず、毎週末地域のスポーツセンターで練習し、選手コースに選ばれたり。勉強もとにかく1番を目指して、1日何時間も勉強していて、実際高校時代は張り出される順位表は常に1位でした。

これまでの人生で、「1番を取る」と言うのは自分の中で、「自分が主役の人生を生きる」ということと同義だったので、とにかくなんでも数字で表れるものなら1位を取ることに意義を見出してました。

社会人としても、営業の仕事をしているのでわかりやすく数字が出るので(実際目に見えて順位がわかるわけじゃないけれど)、数字を達成することが自分の価値を生み出すひとつの手段になってました。
とにかく数字と実績にこだわって来たので、自分が2番手になる人生なんて絶対嫌!と思っていました。

でも…今では順位のつかない自分も心地良い。

結婚してラグビー選手をしている主人を応援するようになってから、人を応援することってこんなに楽しいんだなと感じるようになった。
結婚1年目は、主人を応援することがとても楽しくて主人が出る試合は応援に行っていて。
何気なく主人が発した、「チームの勝ちも応援してね!」との言葉にハッとした現在結婚3年目は主人のチーム自体を応援するようになって、頑張っている人を応援するってこんなに楽しいんだなぁとしみじみ感じるようになりました。
自分が主役の人生は、「1番を取ること」だと思っていたのだけど、上を目指す人を応援することも私にとってはとても心地よいことになり、今まで順位にこだわっていたのにどうでも良くなった。

そして我が家には猫がいて、猫ちゃんは主人に1番懐いていますが、ふたりが仲良くしているのを見て「かわいいなぁ」と思えてほっこり。
私にも懐いてよ!って昔は思ったかもしれないけど、今は遠くからふたりの可愛い姿に癒されています。

順位にこだわることなく、自分が心地よいと思う瞬間を感じられるようになってから確実に心が穏やかになったし、自分に変なプレッシャーを与えることも少なくなりました。

更には、休むことや手を抜くことにも罪悪感が薄れて来て「まあこのくらいでもいいかな」と思えることも増えました。
そういう考え方になかなかなれなかったので、今ではそんなゆるりな自分が好きです☺️

自分が本来の自分に戻っていくようなそんな感覚。まだまだゆるめられることがありそうだなぁ💓

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