視覚優位と言語優位
認知特性について、五感のバランスが、発達障害だと凸凹が特徴的になりやすいのですが・・・
私は、視覚優位(3D>カメラ)と言語優位(イメージ)のタイプです・
言語優位だと、語学が得意だと言われていますが、私は耳の聞き取りがあまり良くないので、英語は不得意です。
父は聴覚優位でもあったようで、英語や中国語等の通訳もしていました。
ですが、私は国語や古文が好きで、文章作成を得意とします。仕事上でも事実に分析等を交えたり、課題を含めたり、いろんな文章をサラサラと書くことができます。また、他人の名前を漢字で覚えることができるので、1度聞いた名前を、漢字のイメージと連動させて、漢字で思い出せます。
視覚優位で役に立つのは、他人から聞いた話をイメージ化して記憶できます。会った事もない人の話を、何年後でもエピソードと一緒に思い出せます。
そんな、私が話していて楽しいと感じるのは、言語化能力が高い人との会話で、情景が良く浮かびイメージできて、話の内容がスッと頭に入ってくるからです。言語化能力とは、「頭の中で考えていることを言葉に変換し、さらにそれを相手が理解しやすい表現で伝える力」と言われています。
ややADHD寄りの方々が、この能力が高いように思います。
言語化能力が高い方と話していると、私のイメージ記憶の貯蔵庫にどんどん記憶されて、私の方が全て覚えているような感じになってしまいます。
そして、その人から聞いた話は、私の頭の中で一つのファイルにまとめられていて、取り出すと全部覚えているので、たまに気味悪がられたりします。
私も事実を言語化して表現できますが、能力的には、文章化することの方が得意だったりします。
昔は、チャットで、いろんな人と文字で話していた時期がありますが、それは、文字に起こす言語化、会話能力向上の為の練習だと思っていました。
私はASDの特性とADHDの特性があるのですが、自己表現したいという気持ちが強いので、「伝えたい」という思いがあれば、おのずと言葉や文字、映像で表現、発信していくものだと思います。
秀でた認知特性で表現し、発信してこそ、承認欲求が満たされていくのではないでしょうか。