梁川梨里(やながわ りり)

「蝶番」七月堂より7月7日出版 詩と思想 2017年現代詩の新鋭 「やなりりのお店」…

梁川梨里(やながわ りり)

「蝶番」七月堂より7月7日出版 詩と思想 2017年現代詩の新鋭 「やなりりのお店」からも https://yanagawanoomise.stores.jp HP『あおのむらさき』http://ririnahoriri.wix.com/ririyanagawa

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あおのむらさき(HP) http://ririnahoriri.wix.com/ririyanagawa 2018年当時のアドレスが今、現存せず更新が不可となっていますが、経歴を追うのに重宝しました。PC推奨でご覧くださいませ。

    • 経歴

      梁川梨里として発表したもの、参加したものたち 梁川脳内は乱雑なので、ちゃんと残しておくためにつくりました。 (ちなみに「上記のアバター」のいる部屋には梁川の詩が飾ってあります。 遊びにきてね!(ちょっと重いけど・・ゆっくり開いていきます/PC推奨)→マイルーム | My Vket ここ数年、記録を残していなかったので思い出したものを随時追加中 2024年 第3詩集「蝶番」 2024.4.1 凪5号 「斫り」 2024.5.19 文学フリマ東京 凪ブース 2024.6 

      • 生きづらさを感じている、あなたへ、わたしへ、

        以下は、少し前にnoteに書いたものですが、まだ詩集のタイトル公表前だったので(わたしが勝手に決めただけですが)具体的なことをかけていないのですが、もしかすると具体的以上のことをかいているかもしれない記事です。 詩集「蝶番 CHOU TSUGAI」刊行記念イベントについて 1.蝶番ってあのドアのやつですよね? 蝶番(ちょうつがい)とは 2.そもそも「蝶番」って詩はあるのですか? ありません。詩のタイトルをなるべく詩中

        • +4

          文学フリマ東京出品紹介

        あおのむらさき(HP) http://ririnahoriri.wix.com/ririyanagawa 2018年当時のアドレスが今、現存せず更新が不可となっていますが、経歴を追うのに重宝しました。PC推奨でご覧くださいませ。

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        • わたしのなかのひとり (エッセイとつぶやき)
          40本
        • あおのむらさき (詩、朗読)
          61本
        • 写真のことば
          18本
        • 短歌のようなことば
          4本
        • 稀なる完成した小説(もどき)
          1本
        • 入院、手術のこと。
          6本

        記事

          文学フリマ東京38 に出店します🦋

          #文学フリマ東京38 5/19(日)12:00~17:00東京流通センターへ『凪』が「青い凪の会」として出店します🙌画像を組んで下さった梁川梨里さん@riri_yanagawa凪の朗読会でイケボが話題のまほろばしじみさん@arsy_shijin鈴木奥が店子として参加します。お隣は『聲℃』や『毒猫』出版の@rightversecomブース🥳 (こちらの告知は、ブースリーダーの鈴木奥さんがXでお知らせした内容になります)

          文学フリマ東京38 に出店します🦋

          文学フリマ🦋

          5/19(土)文フリ東京38 凪ブース「青い凪の会」【せ-39~40】 🦋梁川の新詩集予約販売🦋 特典は梁川の第二詩集「ひつじの箱」! 🐑持っているよって方には、新詩集を特別価格にて販売! 同人凪のフリーペーパー、梁川自作のフリーペーパーもあります🦋 #文フリ東京38 #新詩集 #フリーペーパー #フリー冊子 #エジプト #アリス #星 #入選 #現代詩手帖 #月 #ひつじ #星の王子さま

          新詩集のこと

          先日、こちらの記事を公開しましたが、詩集の上梓日が変更になりましたので、編集させて頂きました。(読みながら、あちこち追加しております(太一度読まれた方もまた読んで頂けたら嬉しいです) 詩集の刊行は、7月7日(日)です。 新詩集を上梓することを決めた。 2年前に上梓するつもりで準備するものの、詩の活動自体を休止したため、無期延期していた。そもそもわたしは「ひつじの箱」で詩集の上梓を終わりにしようとしていたのに、なぜ次の詩集を出そうとしているのか。諸々理由はありつつも、最終的

          苦界浄土という世界 

          石牟礼道子「苦界浄土」を読んで 「不知火」という現象の名をした海、に根付いた水俣の地の景色を、おそらく訪れた以上の感度で浴びていた。それは、シナプスを刺激するには十分で、わたしの中にもあった遠い日の、からだの中に置き忘れた風景が湧き上がり猛烈な懐かしさの波を受けて、しばらく動けずにいた。 私にとって死とは「全ての終わり」であり、わたしが終わった後には世界は存在しないのだという虚無感に苛まれていた。それが作中の「やさしい死」に出会い、死生観が揺れた。もっと「自然」の近くで暮

          苦界浄土という世界 

          七月堂のヤバイ本フェア

          梁川の第二詩集「ひつじの箱」の版元である七月堂さんの ヤバイ本フェア がはじまります! 梁川も寄稿させて頂いておりますので、ぜひはじまりましたらご覧ください。 このフェアでは、七月堂から出版されH氏賞受賞詩集「髙塚謙太郎『量』」を特集した冊子の無料配布もあります。TOLTAによる解説、37人の詩人、作家に聞いた「あなたにとってヤバイ作品」(←梁川はこちらに寄稿)これは二度とないチャンスです! 遡ること一年前、コロナ禍の前に寄稿依頼を頂き、フェア開催を心待ちにしていたところ、

          七月堂のヤバイ本フェア

          ココア共和国が季刊だった頃

          ココア共和国の感想を書かせて頂いていますが、ココア共和国が季刊だった頃、憧れだったことをnoteをはじめたばかりのわたしはこのようにかいていました。 懐かしさもあり、月刊誌になった「ココア共和国」の手のひらサイズが、すっかり手に馴染んできたのを感じています。

          ココア共和国が季刊だった頃

          「そして私は霊媒師になった 2階に住みつく父母の敵を一喝」を読んで思うこと

          「なかまある」というサイトの「もめない介護」からの記事「そして私は霊媒師になった 2階に住みつく父母の敵を一喝」を読んだ。 唸った。これこそが「傾聴」だ。文字にすればたった二文字を、これほどまでに実践した例をみたことがなかったからだ。以下の記事を読んで頂ければ分かるが、ざっとまとめてみる。 そして私は霊媒師になった 2階に住みつく義父母の敵も一喝 もめない介護97 義父母が「2階に誰かがいる」「毎晩、寝室に入ってきて物を盗ってゆく」と訴えはじめ、痴呆が発覚。物忘れ外来の

          「そして私は霊媒師になった 2階に住みつく父母の敵を一喝」を読んで思うこと

          終わりの予感

          風の強い夜。 海の底に引き込まれそうになる。 抗えない。 きっと、こんなふうにわたしは、ここを去るのだから。 明日の来ない夜に、わたしは何を思うのだろうか。 いつも終わりの予感ばかりにフラグが立ってしまう。さよならが怖くて、出会わないことにした。何もうまないし、何も育たない。 生産性に乏しいわたしは、今、ここにいる意味などないことを知っていて、それでも、また耳をそばだててしまう。 一番明るかった夏の日に、パリンと割れる音がして、硝子が飛び散った猛暑の中で、わたしが笑って

          「片袖の魚」全文書き取りをしました

          先日、大好きな詩人である文月悠光さんの「片袖の魚」という、文月ファンの私が今最も好きな詩、を全文書き取りしてみた。 細やかな息遣いが聴こえてきた。 句読点。「その」という連体詞の配置。一連目と最終連の同一の一行「あなが誰かのものになっていく。」の効果。 小学生の頃、全文書き取りの宿題をよく出す先生がいた。きれいに書かないと駄目、指定された教科書に載っている小説を10枚以上を書き写すという宿題は「指」を酷使した。数日かけて全文を書くのだが、そのせいで、小学2年生で鉛筆ダコ

          「片袖の魚」全文書き取りをしました

          ココア共和国3月号やながわの感想

          ココア共和国やながわの感想です。ご無沙汰しておりました。前回から時間が経ってしまいましたが、何をしていたかというと、詩をかいていました。それも、これまでにない勢いで毎日、電気の消えた部屋で、電気スタンドで灯りを取り(家人が寝ているため)新しくかいたり、以前のものを改稿したり。投稿欄時代も(時代?)これほど毎日、詩に向かったことはなかったと思います。まあ、わたしのことはこのへんで。 今回は、10作品で力尽きました。(2021年3月7日現在)作品と向き合うことは、作者の情熱を受

          ココア共和国3月号やながわの感想