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梁川梨里(やながわ りり)
2019年5月25日 16:30
海の上を水平に二本の帯が進んでゆくひかりと、やみの、狭間を泳ぐのはわたしの脳のうちでありきみの世界の一部だ 僅かな周期のなかでわたしの生は保たれていてふと、踏み外した階段でからだを斜めにした降る前に触れた帯の一糸が入れ替わり、捻れた 生きながら死んだり死にながら生きたりそのことにさえ気付かずに形態としの硬直のみを畏れていた あいまいなシグナルを目をつぶり、
2018年12月2日 19:59
手術の方法等は、病状、医師、病院によって大きく異なります。あくまでも参考程度にご覧ください。 0時より絶飲食。朝の7時までは用意した二本の500mlのクリスタルガイザーのみ口にしてよい。産科で緊急手術が入れば時間が遅れると言われていたが、おおよそ9時半から3時間か4時間(うち1時間が病理検査(開腹のまま))卵巣を左右摘出し、病理にまわす。今まで経過観察していたのと違うほうの卵巣がもやもや
2018年10月13日 21:38
チョコレート嚢腫(卵巣嚢腫のうち)の悪性化の可能性により、おへその下から恥骨まで縦に切りましたが、次の日に見たときにはすで治りはじめていました。身体って凄いです!血が滲むこともなく、数日で瘡蓋に。もし癌化していたら、おへそをぐるっとまわって上まで切って、子宮その他、癌が飛んだかもしれないところをすべて取る、と聞いていましたが、開腹中の簡易病理検査で良性とのことで、そのまま閉じたようです。(そ
2018年10月13日 12:07
手術翌日、血栓等副作用予防のためにも「すぐに歩く」は術前から言われていたので、点滴を転がしながらヨロヨロと部屋を出て行こうとすると、同室の方から「大丈夫ですか?」と声をかけられる。「辛いです」本音で答えた。「わたしも手術の日は、このまま寝たきりになってしまうと思ってた」と。 え?そんなに元気なのに?と驚く。吐き気のことを告げると、痛み止めカチカチすると、痛みは楽になるけど吐き気で隣のベッ
2018年10月13日 17:56
2018年10月8日 17:04
入院七日目このそうはない出来事を詩にせずにどうする!!と、こころが言っとりますので、Evernoteにかいて推敲を繰り返しています。 こころとからだとたましいは、喪失や痛みや懸念やあらゆる具現化された感情を越えたところで静かに佇んでいて、これが幽玄だと思ったことなど。 大好きな詩人の杉本真維子さんも入院されていて、処置の文章化に、ひどく感化されて動き出した、書きたい、という想い。