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#38 Steve Perry「Foolish Heart」(1984年)ー洋楽レコーディング風景PV

現在実施中の洋楽レコーディング風景PVアンケート。
洋楽レコーディング風景のプロモーションビデオだけを集めて鑑賞してちょっと考察するブログ企画なのですが、

今回も皆様よりご回答いただいたビデオを随時ご紹介していきます。今回はこちらの作品です。

File#38 Steve Perry「Foolish Heart」(1984年)

いただいたコメントをご紹介します。

レコーディング・スタジオではなく、無人のコンサートホール。
そのステージにマイクを立て、譜面台を置き、歌入れをしている、といったシチュエーション。
歌い出しは引きの画面で。だんだんとステージに寄せていき、2番のサビあたりから間奏で Steve Perry がささやく箇所を一番の見せ場に。そしてエンディングに向かって再び引きに戻っていく、これをずっと1台のカメラで撮影しているのが、このPVの特徴です。
青白いスポットライトの中、切々と歌う Steve Perry は、なかなか趣きがありますね。

1984年 全米18位、全米 Adult Contemporary 2位
from Album "Street Talk"
作者の一人は Randy Goodrum。彼は他に、
・Michael Johnson "Bluer Than Blue (哀しみの序章)"
  (1978年 全米12位、全米AC 1位)
・Anne Murray "You Needed Me (辛い別れ)"
  (1978年 全米1位、全米AC 3位、全米Country 4位)
・DeBarge "Who's Holding Donna Now (ドナは今)"
  (1985年 全米6位、全米AC 1位、全米R&B 2位)
・Toto "I'll be Over You"
  (1986年 全米11位、全米AC 1位)
といった作曲に携わっています。
AOR の中でもとりわけ耽美的なメロディライン。
そこを考えると、この曲 "Foolish Heart" は Journey ともやや趣向が異なり、さながら「Steve Perry の歌う AOR」と言って差し支え無いのでは、なんて思うのですが、いかがでしょうか。

それでは動画を観ていきましょう。

ということで、詳しすぎるご解説をいただいてしまいましたので、もう私から申し上げることは何もありませんね!
本楽曲PVの監督を務めたJack Coleは、同曲が収録されているアルバム『Street Talk』より「Oh Sherrie」と「Strung Out」のPVも監督したそうです。
コンサートホールながらも、レコーディング風景だとわかる良いビデオのご紹介をありがとうございました!

ご参加いただきありがとうございました!

さて、本アンケートは現在も絶賛受付中です。
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皆様からのご参加をお待ちしております。
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