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#48_卒業に寄せて 昔の話

リリです
定期的に通っている病院が嘘みたいに混んでました
みんな元気になってほしいです
お前もな、ですが笑

今日は卒業のとき、恩師から贈られた話について紹介します
いつの、というと特定されてはいけないので、そのあたりは明言しません
あと、話し方もあくまでニュアンスです
まだまだ現役で教師をされてる方なので
新生活に向けて、期待と不安が入り混じる時期ですが、少しでも気楽になってくれたら嬉しいです


最後の授業の日、先生からみんなにお願いがある、そう話し始めました

「自分より先に死なないで」

「死」だなんて、卒業目前の学生に向ける言葉か?
教室に漂った微妙な空気が忘れられません😅

「辛いこと、苦しいこと、悲しいこと
これからの長い人生、数え切れないぐらい経験するはずです
死にたい、そう思うことだってあると思う
でも、自分で自分の人生を終わらせることだけはするな
自分(先生)の方が年上だから、順番通りならみんなより自分が先にいくはず
ここにいるみんなの訃報なんて、聞くことはない
みんなの今後の人生、どこで何をしているかなんて、いちいち報告してこなくてもいい
忙しいだろうし、めんどくさいだろ?笑
でも、誰か別の人から様子が伝わってきたとき、生きててほしい
生きてさえいれば、何とかなる
死んだら終わりだから
先生からみんなに教えることは、これが最後です
みんな、卒業おめでとう」

静まりかえった教室
各々、いろんなことを考えたんだと思います
私は、生きよう、とだけ思いました
そのとき決まっていた進路は、自分が目指していたものとは違って、嫌で嫌で仕方なくて
むりやり自分を納得させてました
その後も、当然だけど、苦しい時間はいっぱいありました
でも、この時間を思い出して、踏みとどまって、今に至っています

今日はここまで
どこかで不安や不満を抱えている方の目にとまれば嬉しいです😌
最後まで読んでいただきありがとうございました
また次の投稿でお会いしましょう☺️

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