INFPが苦しいのは、居場所が一つしかないからかもしれない
こんにちは。
INFPの梨里です。
これは、全てのINFPに当てはまることではないかもしれないのですが、わたしは複数の居場所がないと息ができなくなるような苦しさがあります。
コミュニティに入るとき、基本的にはそのコミュニティの空気感であったりこれが常識だよね〜っていうものを感じ取ってそこに合わせることで溶け込むんです。
そうすると、一つのコミュニティにいるときはそのコミュニティに合う自分の側面しか出せないんですね。
そうなると、そこのコミュニティの価値観にしばられてしまい、そこから外れた自分を無意識に否定するようになるんです。
ちょっと分かりづらいと思うので、例を上げてみますね。
たとえば、「高校の友達」というコミュニティがあるとします。
そこのコミュニティの共通認識としては、
・偏差値がある程度高い大学を出て一般企業に就職する
・高校の友達とは連絡を続けて一緒に遊ぶ
・時間給でお金を稼ぐのが当たり前
みたいな、「常識」というものが存在するわけです。
なので、そのコミュニティにいるときには、ここからはみ出した、
・大学を中退して就職する
・高校の友達と縁を切る
といったような価値観は、
はみ出したものとなり、共感を得られないものになります。
だからたとえそんな価値観を持っていたとしても、
否定されたり驚かれるのが目に見えているので発言できないんですよね。
否定されるのは嫌ですから。
自分が裏で思ってる分にはいいだろう。と思えてるうちはいいのですが、
ずっと一つのコミュニティにいると、
そのコミュニティの価値観というのがなだれ込んできて、
この「はみ出した価値観」というのは、
自分の中で「悪いこと」として認識されるようになってしまうんです。
そうなるともう、苦しくて仕方がないんですよね〜。
こんな経験ある方、他にいませんか?w
だからこそ、私と同じようなINFPには、複数の居場所というのが必須なのです。
一つのコミュニティでは「はみ出した価値観」であっても、もう一つのコミュニティでは「当たり前の価値観」になる。
そういうコミュニティを持つことで、自分を肯定できるんです。
INFPには、他人との境界線が薄い人が多い気がします。共感力が高いという言葉でも表現できますが。
他人の価値観がなだれ込んできてしまうその性格そのものを変えるよりも、周りの環境を変えるだけでいいんです。
そうやって環境を自分が居心地の良いものにカスタマイズしていく意識があるだけで、だいぶ生きやすくなるんじゃないかな〜と思うんですよね。
もし今あなたが苦しいのであれば、
まずは、自分が否定してしまう価値観を肯定してくれるコミュニティを探してみてくださいね〜。
ではでは。
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