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楽しいことは楽しいこと。

今日は自分のお話。

ストレス発散という名のストレス。

生活していれば否応なしでやってくるストレス。
病気をすれば大抵の病気の誘因になるストレス。
人間関係、仕事、育児、家事、全てにおいてつきまとうストレスという名の強大な敵である。

ストレスを仕事で稼いで、それを発散するために仕事で稼いだお金を使う。

その無限ループは継続し続け、好きなことを仕事にできたらな、仕事辞めたいななんて幻想を抱かせる。

ストレスを発散しなきゃやってられない。
そうやって身体に悪い食物を摂取し、夜遅くまで動画を見漁り、醜い言葉を吐いていく。

ストレスを発散したいのか、したくないのか。

ストレスを稼ぎたいのか、お金を稼ぎたいのか。

これをやれば。

ストレス発散といえばどうして身体に悪いことが多いんだろう。
気分がスカッとする、普段我慢していたから、気分が高揚して忘れられるから。

それを繰り返してはまたストレスを溜め込みにいく。

それって本当にストレス発散なんだろうか。
与えられたストレスをただただ漫然と処理し続ける。
それは発散ではなくただ先送りにしているだけなのではないだろうか。

楽しいと思ったことが楽しいこと。

娘さんにふと「楽しい時ってどんな時?」と聞いたことがある。
その時に「楽しい時は楽しい楽しいっときだよ」と返ってきた。

それがきっと「楽しい」の真髄なのだと思う。

これをすればきっと楽しい、これをすればストレス発散になる。
大人になっていくにつれてそれらで気分が解放された経験が多くある。
それをなぞっていく様に人はストレス発散という名の行為をし続ける。

果たしてそれは今でも有効な手段なのだろうか。
その行為は今この時の自分を癒してくれる手段なのだろうか。
それらが本当に今この時の自分を楽しませてくれる手段なのだろうか。

楽しいことをしたときが楽しいときなのではなく、楽しいと思ったときが楽しいとき。
そんな当たり前の順序すら間違っていた自分に気付く。

楽しい時を楽しいと思う気持ちにルールなんてなくて、その時に心動いたことにときめかされていれば良いのだと思う。
それがいつか積み重なっていろんな手段で自分を喜ばせることのできる自分になり、ストレスをストレスと感じない自分を作ることができるのだ。

素直に楽しいことを楽しいと感じることすらできなくなってく、大人になるって大変なことだ。
そんな自分に気づくことすらできなくなっていた。
ストレスって恐ろしいものだ。

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