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闇夜の灯火

半月ほど、家で寝て起きてを繰り返して、外界を遮断した生活をしてたせいか、なんだか浮ついた意識になった。

夢と現実の意識がますます重なり合って変な気分になる。

心なしか、現実世界の時間経過がゆっくりになった。なんだか止まっているような、時間自体が存在しないかのような、そんな感覚。

選挙もあってか、テレビの中は相変わらず変化が激しいご様子。

正直、もう誰が死んだとか、気にならなくて。どうせ黒幕が誰かなんて、わかるわけもなく。

現象界はすでに起きたことが反映され、わたしたちの目に映る。結果の世界だ。言うなれば過去の残像を見ているにすぎないから。起きたことをあれこれ詮索したとしても、そこから得られるものって果たしてあるのだろうか。

わたしの興味は、わたしの中にある。自分を探るのが一番楽しい。

あまりに精神が現実社会から乖離しすぎて、もはや自分が人と呼べるものなのか怪しくなってくる。直に霊界を体験してしまったせいだ。夢の次元の方の意識(男性的でやや攻撃的)が、こちら側に日に日に侵食してくる。

夢の世界はめちゃくちゃ楽しい。夢と眠りとの界にいる時、道をひたすら駆け抜けたい衝動に駆られ、わたしはいつの間にかバイクに乗って、誰もいない果てしない道をひたすらに走り続けていた。(バイクなんて運転したことはないが)

ひたすら走るのに飽きたら、空を飛んで月明かりに照らされた雲を上から眺める。とっても綺麗。しばらくして意識が薄れてくると、夢の奇妙な世界観が入り混じってしまうけど。

誰が死のうが関係ないだろって、以前荒魂くんに言われた。わたしの中にそういう意識があることに気づいている。

一瞥体験直後、わたしの目に映る人々が、消えていく人と新たに映し出される人に入れ替わる、というような感覚を受け取った。そしてそうなるだろうと予感していた。

それは別れや死別を意味することで。家族すらそうなるかもしれないとの予感を感じて、その流れに抗おうとしてきた。

抗うことに限界を感じて、さだめられていることは変えられなくて。だったら今ある時間を噛み締めながら大切に過ごそうと心に決めた。

人口削減がしたいDSなんかの投稿をしてきたけど、わたしも同じ穴のムジナだと感じている。

ほんとに全ての人に魂が存在しているのか?確かめる術はない。

わたしに介入しようとしてくる荒魂を探ろうとすればするほど、それは魔界へと繋がっているように思えた。黄泉の国、根の国などと言われている地底世界。

起き様に一瞬見た光景が、目ん玉や内臓が転がる映像で、「自分が食った」という声が聞こえた。

グループソウル?過去世?それとも人間のDNAに刻まれた因縁か。

隠されてきた地球の歴史。それは松果体から得られるエネルギーを食人することで摂取していたとされている。生贄文化がそれにあたる。宇宙人というか、地底世界の住人たちはそうやってエネルギーを摂取していたんだろう。

霊的に起きる現象が、わたしに何を見させたいのか、それが知りたかった。だいぶ前のことだけど、金縛り中にきたエネルギー体と性的に交わったことがある。それが誰だったのかは分からない。

一連の次元上昇という流れが、キラキラしているだけのものとは思えない。わたしにとっては闇との対峙・和解だ。自分の中の見たくないものを直視すること。闇はわたしたちの中にある。なぜなら光と闇はワンネスだからだ。

けれど、道を踏み外すなよ、と後ろから低い声がする。来た道を慎重に振り返りながら、一歩ずつ登っていく。

↑最近の荒魂くんは幽遊白書に出てくる魔界の闘神・雷禅パパに変貌を遂げた。
ちなみにわたしの一番好きな漫画は幽遊白書だw

悪を抱き参らせる。大日月地神示などの霊系の神示にはそう書かれている。その意味が少し分かりかけてきたような気がする。

…苦しいのは嫌だけど、魔界も嫌いじゃないのだ。


投げ銭大歓迎! 喜びは巡り巡って、あなたに何倍にもなって返ってくることでしょう。