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級友とのつながりが薄い?大学生活~高校までとは訳が違う~



私はいま大学3年生です。

今は夏休みで、10月から後期が始まるため、
もう大学生活も終盤を意識する頃になりました。

さて、私は物理系の学科にいるため、男女比が見事な9対1です。笑


ただでさえ女子の数が少なくて、なかなか学科内での”知り合い”(ポイント:友達ではなく、知り合い(;'∀'))の数が少なくなりがちなのですが…


大学は何より、学科の人同士で関わる機会が少ない!! んです。

これは、人によっては大学生あるあるだと思うので、「何をいまさら」と思われると思いますが。笑

🌹小・中・高と大学では、えらい違い!

その①
小・中・高までは、20~30人ほどのクラスで分けられていて、同じ教室で週5日朝から夕方まで過ごします。

その②
小・中・高は毎日、朝の会・帰りの会やホームルームがあって、委員会や係などの役割もあります。掃除もクラスメイトで分担するのでまんべんなくクラスのみんなと関わります。

その③
小・中・高は年に何度か行事があり、クラスごとに活動するので帰属意識や協力していく中で生まれる友情などを持てると思います。


大学は…これらが基本的にないです!!

小・中・高での「クラス」が大学では「学科」になるので、
私の所属している学科のように80人90人規模の学科だったら、そしてほとんどが異性だったら、
全員の顔はいまだに余裕で覚えておらず、名前も出欠を取るときに毎回呼ばれて聞きなれているので、「なんとなーくわかるかな~」くらいです。

教室も広いですし、お互いに喋るイベントがほぼ一切発生しないです。

実験で同じ班になった学籍番号が近い人だけ話せます。

🌹転機が訪れる…

ということで、学科のみんなと「友達」はおろか「知り合い」にすらならないこの大学ならではの関係性を、なんとなくさみしく思っていました。

高校までは男女関係なく、普段一緒にいない人にも普通に挨拶したり、分からない問題などがあったら得意そうな人に聞いたり、一緒に行事で協力したりしていたのに、その関係性がないんだな…ないと寂しいもんだなと思っていました。

しかし!
教員免許のための集中講義を、この夏休みに受けていまして
そこで私の大学生活の人間関係に少し変化が訪れました。

ある集中講義は、3日間朝から夕方までアクティビティのある授業を体験したり、自分たちで授業を作ってすべての班のアクティビティメインの授業を受けたりする内容のものでした。

アクティビティの中で違う学科の人と交流したり、
一緒に授業を作る班の人とたくさん考えて道具集めも一緒にしたりと
濃い時間を過ごしました。

すると、気づけば3日間ですぐにお互いの顔を覚え、
この3日間頑張った、一緒に楽しんだ
という共通意識や帰属意識、絆のようなものを感じられました。


しんどいはずの集中講義ですが、とても良い達成感を感じ、
楽しい思い出としてとても印象に残りました。

普段あまり一緒に授業を受けている友と語り合う機会がないからこそ、
良く噛みしめて喜びを感じることができました。


やはり級友同士で一緒に関わって仲良くなって何か活動をする、一緒に勉強をするというのはとても大きい影響を持っているのではと感じました。

🌹教育学部はみんな仲良し!?

思い返せば、教育学部に進学した複数の友達のInstagramを見ていると、
男女関係なくみんな学科の友達同士でとても交流が多く、楽しそうな様子がたくさん上がっています。

「へぇ、大学違っても教育学部はどこも仲良しですごいな~」と思って流していましたが、教育学部は人とのかかわりがあってこそのもの、

きっと学科の中で交流するマインドができている人や、環境が多いのではないかなと思いました。

🌹学校の教員になる上での教訓に。

いま教職で「特別活動」(教科の授業以外の活動。生徒会や学級会、委員会や係や行事など)について学んでいるのですが、

生徒たちは人間関係や友達との関係を、教科の授業よりも圧倒的に特別活動を通して作り上げて深めていくと思います。

自分自身が大学で級友と関わる機会が少ないことと、それによっての勉強上のメンタル面の経験を通して、中学や高校(中高の免許の取得を目標)での特別活動の意義を考える機会となりました。


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