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アプトの道を旧丸山変電所まで歩いてみた@信越線横川駅(群馬県)

 昨年末に、JR両毛線と、ローカル私鉄「上毛電鉄」線に乗りに行きました。朝早く出発(どこでもドア!笑)したので、昼過ぎには高崎駅についてしまいました。せっかくなので、駅そばで腹ごしらえをした後、信越線の終点、横川駅を訪ねたいと思います(信越線には子どもの頃に乗った朧げな記憶があり、未乗ではない筈)。

 信越本線はもともと、高崎から長野を経由し新潟や北陸方面を結ぶ鉄路の大動脈で、長野行・金沢行の特急列車が頻繁に走っていたのですが、長野新幹線(現在の北陸新幹線)開業にともなって軽井沢以遠が第三セクター「しなの鉄道」に移管、横川・軽井沢間はバス転換になりました。

 信越本線の横川・軽井沢間には、碓氷峠の峠越えがあり、勾配が急過ぎるために、この区間を行き交う列車には専用の機関車を増結してパワーアップしていたのです。機関車扱いのため、横川駅には必ず列車が数分停車するので、駅弁の立ち売り(おぎのやの「峠の釜飯」が有名)で賑わったのです。ただ、横川駅の“栄華”も、今は昔…。

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