見出し画像

春の“ぬい撮り”祭り開催!@馬堀海岸・走水水源地公園(神奈川県横須賀市)

 あの忌々しいコロナの各種制限が解消されつつある今日この頃。お花見を兼ねて、ぬいぐるみを連れて横須賀を訪ねましたよ。ちなみに春の“ぬい撮り”祭りは、今のところあくまでパーソナルなフェスです。ただ数年後には、ヤ〇ザキパンの“お皿がもらえるパン祭り”に匹敵する春の風物詩に育てていくつもりです。どうぞよろしく(笑)。

***

 というわけで、京急線を乗り継いで、午前10時過ぎに馬堀海岸駅に到着。住宅地の中を海に向かって進みます。整然と立ち並ぶ住宅地は、庶民的でありつつちょっとハイソな独特の雰囲気があり、市の風物に指定されているようです。

写真1・馬堀海岸団地の標識。

 数分歩き、車道(国道16号・よこすか海岸通り)を渡ると、そこは東京湾!

写真2・3・よこすか海岸通り。椰子の木などが植わっていて、それらしい雰囲気になっている。さりげなくぬいぐるみ登場。

 馬堀海岸一帯は、きれいな遊歩道に整備されていますが、かつて(20年以上前)は、波消しの岩に立ち入って釣りができるスポットになっていて、足元では根魚(カサゴやクジメ、青ベラ)、ちょっと投げるとキスやメゴチが狙えるいい所だったんですけどね。今は釣り禁止。

写真4・5・海はいいね。風が強くてぬいぐるみが飛ばされそうだけど(笑)。

 よこすか海岸通りは、横須賀美術館を経由し浦賀(ペリー来航!)方面に続いています。少し歩くと、磯場が現れます。

写真6・磯遊びするレッサーパンダが見られるのは、おそらくここだけ(笑)。褶曲した地層が隆起して、風化しギザギザになっている様子は、三浦半島の海岸でよく見られるもの。

 馬堀海岸駅から都合20分ほど歩くと、海岸通りはちょっとした“峠越え”の坂道に差し掛かるのですが、この一帯が、走水と呼ばれる場所。小さな漁港(海苔や蛸が有名)や海水浴場とともに、なぜか水道施設の建物が設けられています。走水一帯は、湧水に恵まれた土地で(だから“走水”というのかと想像し、納得)、明治以降付近の軍事施設への水道が敷かれたそうで、今でも地下水を供給する水源地となっているとのこと。

写真7・いろいろご案内したのは、現地に設けられたこの看板の受け売りです。

 この水源地一帯に桜の木が植えられ、公園として開放されているのです。コロナ明けの、桜が満開ときているから、訪れる人も多く賑わってますね。ロリータファッションの女子が、桜の木の下で熱心に自撮りしているのが、目を引きます。

写真8~11・走水水源地公園。海!桜!!
写真12・ひょっこりはん
写真13・ぬいぐるみを、ガードレールに乗せて撮影するのが難しかった。
写真14・水道施設脇のレンガ塀。

 賑わってはいるけれど混雑しているわけでもなく、座ってゆっくりできるのがいいですね。目線を挙げると海が見える、というのがポイント高いです。キッチンカーも出店していて、飲食もできるようですね(ただ、トンビが飛んでいるので襲われないよう注意が必要)。いい場所でした。

写真15・お口直しの桜。
写真16・よこすか海岸通りの椰子の根元に植えられていた植物。

(おわり)

この記事が参加している募集

#桜前線レポート

3,645件

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?