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野りら克也が振り返る日シリ2022

野りら克也が振り返る日シリ2022
サイコロジー・メンタルヘルス&日々のあれこれ・その23

※長く勤めていた精神科病院を退職し、“街の心理士”へと華麗なる転身?を果たした「りらの中のひと」が、心理学やメンタルヘルス、日々の出来事などについて感じることを綴っています。

 えーこんにちは、野りら克也です(たい平さん風に)。
 勝ちに不思議の勝ちあり、負けに不思議の負けなし。
 まー君、神の子、不思議な子。
 …って、いったい誰ですか(笑)。

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 言わずと知れた、私めは40年来のスワローズファンなのですね。いまスワローズは、高津臣吾監督のもと、第二次黄金時代を迎え(第一次黄金時代は、もちろん野村克也監督時代)、二年連続日本シリーズ出場を果たした(しかも去年は日本一!)のです。

 今年の日本シリーズも、連日、ビール片手に固唾をのんで見守っていた(そして途中で眠くなり、早朝のニュースで結果を知る)のでした。結果は、2勝4敗1分で、バファローズに敗れてしまい。うー残念。でも、バファローズの選手とファンの皆さまおめでとうございます。文句なしにいいシリーズでした。

 ちなみに、30数年ほど前は、一時期(パ・リーグでは)バファローズのファンをしていたこともありました(当時はまだ近鉄球団。ブライアント氏が一世を風靡していた時期)。なので、バファローズ日本一も、それはそれで嬉しいのです(そして日本一は、イチロー氏が在籍していた、震災後のブルーウェーブが優勝して以来?)。

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 ここで、今年の日シリを簡単に振り返っておこうと思います。

 去年の日シリも同一カードだったのですが、去年は、両者実力が伯仲するなか、持ち味を発揮する魔法をうまくかけられたスワローズ(高津監督の「絶対大丈夫!」など)が勝利をさらいました。

 今年の日シリも、状況は似ていたように思います。実力が伯仲し、かつ両者とも決して状態が“万全”ではない中での短期決戦だったのです。

 で、今年は、バファローズ(と、中嶋監督)が、対戦相手スワローズの流れをうまく断ち、持ち味を発揮させないまま試合を進められたのが勝因にみえましたね。山田・村上(ちょっと調子悪かったよね)あたりを封じ、接戦で終盤まで持ち込めれば勝てる(抑えのマクガフも、案外神経質で、接戦であればひっくり返せる、と踏んでいたかもしれないね)、と。相手に流れを渡さない。これ、大事ですね。4戦目以降のバファローズが、そこをうまく戦ったように思います。

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 力で相手をねじ伏せるような野球もいいのだけれど、神経戦を含め、ゲームとしての面白さを思い出させてくれる日シリ2022でした。両チームの皆さま本当にお疲れさまでした。

 来年もセ・リーグを勝ち上がり、バファローズと日シリ闘いたいですね。ちょっと気が早いか。来年のお楽しみです。

(おわり)

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