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妊活中の食事。知っておきたい意外なポイントとは?

 健康的な生活習慣

 妊活をする上で、まずは健康的な生活習慣を身につけることが重要です。
食事、運動、睡眠など、日常の生活習慣を見直しましょう。特に、栄養バランスの取れた食事や適度な運動は、妊娠に良い影響を与えます。

なんて…こういう話はありきたりだと思いませんか?

こういう情報はいくらでも手に入る時代になりました。しかも、AI まで出現してしまったら、AI に聞くことで教えてくれたりします。なんだけど…

「妊娠したい!」という思いは日に日に強くなっていくなか、ご自身で、どうしたら妊娠できるのか?ということも勉強もされている。なのに…健康になるどころか、どこかシンドイ…

うん。きっと、しんどくなるぐらい頑張っておられるのでしょうね…
だからこそ、ちょっと振り返ってみてほしいのです。

最近、「おいしい」って思う食事をされていますか?
食べ物を口に入れたとき「おいしい」という言葉が自然に発せられていますか?

わたしもね、「おいしい」より「カラダにいい」で選んでいたこともありました。でもね、あるとき、「おいしい」って言葉を口にしていないな~って気が付いたんです。むしゃむしゃ、ぱくぱく食べているのに、「おいしい」って言葉が出なくなっていたことに気が付いたときは、泣いてしまいました。

こんなに頑張っているのに、なんでなの⁉

そんな風に思って悔しいやら、悲しいやら…
そのうち、自分が何を食べたいのか、何を食べたら「おいしい」って言えるのか思い出せなかったんです。それが、さらに切なさを助長させました。

そんなとき、食事をつくる気力もなくなってしまったとき、ひとまずお米だけ炊いたんです。それで、おかずが何もなかったから【塩むすび】を作って食べたんです。

おいしい

口に入れた瞬間、その言葉がポロっとこぼれたんです。そして再び涙…
次に口に入れたときは、お米の甘さと塩気、ノリの香りと味…口の中に広がって泣きながら食べていました。

元気が出る

たった一つの【塩むすび】を食べただけなのに、元気が出てきました。
また頑張れるって思いました。だけどね、そこからは「カラダにいい」だけでなく「おいしい」も追加されました。

「カラダにいいもの」を意識していたので、カラダによくないとされているものを食べたときは罪悪感というか背徳感というか…
でも、食べたからって何かが起きるわけでもなかったんです。それどころか、【味が濃いな】【しょっぱいな】と思えて普段の食生活がいかに健康的であったかも感じることができました。

何が言いたいかというと…

健康に気を使っているあなただからこそ、じぶんの「おいしい」を見つけてほしいなと思います。私の場合は、あの【塩むすび】以降、炊き立てのご飯で作る塩むすびがパワーフードになりました。

妊活に頑張っているからこそ、なにか「おいしい」と思えるものがあるといいですね。それが、なんであれ、あなたのパワーになります。

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妊活をしている女性にとって、助産師が「ここにいるよ」って知ってほしいなと率直に思います。なぜなら、助産師は妊娠や出産に関する専門知識を持ち、女性の生涯における性と生殖にかかわる勉強をしてきています。
つまり、女性のセクシャリティに深くかかわる職業でもあるんです。なので、助産師とひとくくりにして、「出産だけに携わる人」としてしまうのはもったいないな~という感じです。

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